此花(大阪版)(雑誌)

浮世絵が高値で外国人に買われ、海外の方が葛飾北斎の研究が進んでいる状況を知った宮武外骨が、日本でも研究を進めるべきとして刊行を始めた浮世絵研究雑誌。大阪で発行されるも赤字がかさんで廃刊となったが、同雑誌に寄稿していた朝倉無声(朝倉亀三)の手によって東京版として新たに継続発行されることとなる。

第一枝(明治43年1月1日発行)

タイトル 著者
今上陛下の御製
此花の咲きし理由
浮世絵の真価
松竹梅
最古と最新の浮世絵
月蝕さま
元禄劇壇の淫風
独逸出版の日本美術書
随一歌川 豊国芳年
心とハート
蔵書印影の賊
早咲の浮世絵師
呉音と名詞
歌川豊国と谷素外
奇抜の出品
乾坤一轉
光線屈折の実体写真
花の魁
正面向美人画
作者絵師相撲番付
浮世絵師類纂(一)紅絵
大阪の心斎橋
浮世絵師の名物画(一)
 英一蝶の朝妻舟
 菱川師宣の編笠美人
暗香疎影
 家庭と絵本
 上戸と下戸
 豊後と絵師
現今浮世絵師(一)
 阪田耕雪
 右田年英
 北野恒富
 筒井年峰
男女十二子の宝分算法
雁金文七の画
珍にあらざる珍
版画考(一)
 総説
 彫刻の技と刷方の初
 公刊の沿革
浮世絵師の狂画
犬百人一首
珍書解題(一) 永田文庫
 昨日は今日の物語
 しんとく丸
勝川春章の錦百人一首
春告鳥
 浮世絵流行の兆外三項
広告
王仁の参朝(別附録)
[別附録]
裸体画苑
 鈴木春信の田家
 歌川国貞の懲戒
 西川祐信の入浴
 歌川豊国の妖狐
 橋本周延の妊婦
 山本松谷の洪水

第二枝(明治43年2月1日発行)

タイトル 著者
平民的と貴族的
浮世絵と日本医学史 藻城外史(長尾藻城)
風俗画としての取捨論
浮世絵三福対(一)
 菱川師宣
 杉村正高
 菱川師房
古本の中に百円札
浮世絵師の渾名
明和伎鑑
上戸下戸の語源
お軽が腹切
別嬪の針仕事 鈴木華邨筆
暗香疎影
 岩佐又兵衛画の版本
 鳥文斎栄之の門人
 歌川国芳と国貞
 あねさまたこ
古美術品の輸出
有害のお伽草紙
別荘の貼札
うき川竹の身
浮世絵師の名乗
絵師と作者(上)
光線直射の現象
窓美人
草双紙
浮世絵師の狂歌戯号
梅に鴬 かなめ艸
浮世絵類纂(二)鞘絵
浮世絵師の名物画(二)
 鳥居清信の市川団十郎
 奥村政信の志道軒
浮世絵師辞世集(上)
現今浮世絵師(二)
 武内桂舟
 川崎巨泉
 榊原蕉園
 尾形月耕
古版浮世絵の偽物
禁令の余波
夜景の奇抜画
版画考(二) 故小畠蓬城
 慶長の出版
 浮世絵
古画応用の新年絵葉書
珍書解題(二) 永田文庫
 竹斎物語
 好色俗むらさき
 小袖曾我
 可笑穴物語弁談
誠恐謹謝
春告鳥
 新聞の絵付銃
 カレンダーの絵、外二項
此花の培養期
広告
往昔の合法ヶ辻
[彩色絵]
奥村政信の女絵師
鈴木春信の読書美人

第三枝(明治43年3月1日発行)

タイトル 著者
美術品として外
正面美人と裸体美人 白念坊如電
はだか
草双紙は草草紙
浮世絵三福対(二)
 古山師重
 吉田半兵衛
 石川流宣
大人の玩具
力量の違ふ人々
絶版の蒟蒻本
松平春嶽手版の笑本 座禅堂且水
閨怨 近松門左衛門、武嶋羽衣、高安月郊
編笠茶屋
お杉お玉
一立斎広重
俯仰
辻香 虹衣(渡邊源三)
絵師と作者(中)
著作と絵画を兼た名人
異国人
昔の飛行機 花迺散人
喜多川家の先祖 虹衣(渡邊源三)
梅と鴬 世事百談
浮世絵類纂(三)長絵
浮世絵師の名物画(三) 寸錦雑綴
 勝川春章の嵐音八似顔
新聞紙と浮世絵
浮世絵師辞世集(下)
現今浮世絵師(三)
 梶田半古
 山中古洞
 池田輝方
 山本英春
柳の風 虹衣(渡邊源三)
蹴鞠者の戯
江戸絵の川流し
後の元禄踊
東鶴西鶴南馬北馬
版画考(三)
 変革
吉田半兵衛の絵本
珍書解題(三) 永田文庫
 好色伊勢物語
 松風村雨
 傾城辻談議
 好色染した地
花つみ籠
 服部一三氏の浮世絵談
 大阪図書館の珍書展覧
 藤岡作太郎氏の訃音
 葵文庫の発行
寄稿又は通信を望む
広告
花の街
[彩色絵]
応用の精華一二

第四枝(明治43年4月1日発行)

タイトル 著者
浮世絵の画幅を
伊曾保物語の物語 白念坊如電
浮世絵三福対(三)
 奥村政信
 奥村利信
 奥村政房
誰袖
著述家と浮世絵師表
ほにほろ考
式亭三馬の扁額 不倒
蜃気楼(上)
新聞紙と浮世絵師
飛行の失敗
支那の浮世絵師
花いくさ
絵師の狂歌(一)
絵師の本業
梓と桜 花迺散人
絵師と作者(下)
此花記者入獄紀念絵
宮崎友禅は日置氏 虹衣(渡邊源三)
浮世絵類纂(四)浮絵
浮世絵師の名物画(四)
 鈴木春信の江戸三美人
柳の風 虹衣(渡邊源三)
現今浮世絵師(四)
 鰭崎英朋
 鏑木清方
 片山春帆
 鈴木錦泉
剃髪奇談
婦人の虚栄競争心
乗合舟(一)
絵双紙の起源 朝倉無声(朝倉亀三)
浮世絵師逸事(一)
 松本芳延の水蟲集め
蒔絵師源三郎の絵
問答(序)
珍書解題(四) 永田文庫
 よだれかけ
 一本菊
 大怨佐
花つみ籠
 葵文会の画壇展覧
 三谷貞広氏の訃音
 蘭方啓書展覧会
 鳥居清忠氏の絵看板
 大蘇芳年翁の遠忌会
広告
天王寺の供養塔
[彩色絵]
応用の精華三四
 皿、糸巻、象牙彫、人力車、文身

第五枝(明治43年5月1日発行)

タイトル 著者
時代の趨勢
彩色絵本の祖
伊曾保物語のものがたりの正誤 白念坊如電
浮世絵三福対(四)
 西川祐信
 西川祐尹
 西川祐代
枕双紙の一節
新聞雑誌記者の筆禍
千社札 納札
気焔味噌 花逎散人
蜃気楼(下)
スリ
途上の恍惚
絵師の狂歌(下)
同名の絵師
紅白随筆
 画者署名の有無
 天々天満の裸神子
 歌川国松氏と新聞紙
 錦絵といふ名の娼妓
女浮世絵師(甲)
ヘボ狂歌連の効跡
片おもひの恋
浮世絵類纂(五)雲母絵
異名同書
浮世絵師の名物画(五)
 喜多川歌麿の鮑取
現今浮世絵師(五)
 歌川国松
 宮川春汀
 多田北嶺
 河合英忠
男女縁のつな引
他山の玉
 ほにほろ 韓国仁川 せすん生
 剃髪奇談 酒呑亭管巻
明治の風俗(一)
 菱川師宣をして
新聞と浮世絵師
古い牢舎
浮世絵師逸事(二)
 鳥居清忠氏の初筆
問答(一)
 天淵道人
 絵本松の調
 窓雪庵
 不器用又平
 磯川亭
珍書解題(五) 永田文庫
 尤の草紙
 似我蜂物語
 艶占奥儀抄
花つみ籠
 東京の浮世絵展覧会
 倫敦に於る日本浮世絵
 仏国画家の浮世絵研究
 此花記者入獄送別会
広告
竹田近江機捩戯塲
[彩色絵]
美人の目高とり 鈴木春信画

第六枝(明治43年6月1日発行)

タイトル 著者
浮世絵入の落語
編集用原本目録
博奕打に犬の子
雨乞ひの願ほどき
書状の往復
琥珀の根付
法華宗の猫
月落ぬ落し咄
比翼の魚
八百屋の人参
時のはやり事
悪性の名付親
鯉の目
安産祝ひの挨拶
兄さまの了簡
猿屋の菓子
四角な卵の鶏
主人の汗
蛍の熱
大根井戸
虱と錦屑
妖怪本流行時代
芸といふ事
それから如何した
慈姑の毒づき
不具者三人
自分の風体
ろくろ首の娘
浮世絵類纂(六)疱瘡絵
天女の前生
うはばみと医者
亭主の未練
色気と水気
癩病者の真似
猫も杓子も
九十九夜の通ひ
布施の狸
惚れ薬の流失
手足のいさかひ
犬男
無料入場
天に吹上げらる
江州石山の小供
不義者
女房の味
腰本の顔
足袋
亭主の希望
仙術の女
盲目と車
おあしを入る物
評判の鮓屋
幽霊株と化物株
不潔の個所
顔の紅葉
美しい女房
乞食の安楽
頭の大きな人
広告
動作落語
[彩色絵]
露の五郎兵衛辻咄
素人咄会

第七枝(明治43年7月15日発行)

タイトル 著者
出獄の辞 宮武外骨
江戸時代の年号暗記法
浮世絵三福対(五)
 鳥居清信
 鳥居清倍
 鳥居清満
和蘭人の狡知
赤條々陰陽画巻題言 白念坊如電
蔵書家の誡 村田春海
可憐の狐女
喜多川歌麿の役者絵
髭鬚
蔦かづら 虹衣(渡邊源三)
玉のさかづき
昔の行商人(一)
夜鷹
辻賭博
おんぶ
落語集(一)
 弱き者の喧嘩
 涙の黒水
 雪の肌
 空中旅行
 盲者の女房
 長崎行
 貧乏人の蚊帳
浮世絵類纂(七)藍絵
浮世絵師の名物画(六)
 北尾政演の京伝鼻
軟派名数(一)
 近松門左衛門の三傑作、外六項
現今浮世絵師(六)
 磯部恒延
 幡恒春
 長谷川小信
 鳥居清忠
浮世絵師の娘
言呉月兌
隠身帽
乗合舟(乙)
青すだれ
 蛤門と孔雀長屋
 涼み舟の形
 女の風情と男心
 デヤボロは輪鼓
 戯作家の長寿
浮世絵師逸事(三)
 山崎年信の事 座禅堂且水
問答(二)
 柳谷と晩器
 両面絵の筆者
珍書解題(六) 永田文庫
 諸遊芥子鹿子
 宝物集
 笛の巻
花つみ籠
 力士と浮世絵
 喜多川歌麿画
 浮世絵ハガキ
 浮世絵画家椎塚蕉華女史
 浮世絵画家歌川若菜女史
 洋服屋の広告紙に浮世絵
 東京珍書交換会百回紀念
 鳥居清忠氏筆の弁天小僧
 葵文会の偐紫田舎源氏
広告
燈籠踊
[彩色絵]
舟中の美人 喜多川歌麿画

第八枝(明治43年8月1日発行)

タイトル 著者
浮世絵の種類 虹衣(渡邊源三)
貧富苦楽妙諦 半狂堂主人
浮世絵三福対(六)
 勝川春章
 勝川春潮
 勝川春常
大阪の阿波座烏
青本談語 井浩水
 名人鳥居清長
 青本の豆男
 青本の評判記
黄楊の横櫛 朝倉無声(朝倉亀三)
扇の要を持つ通人
狸芸妓(大槻如電翁の画) 六合如調
六方考(上)
古版本の価値 虹衣(渡邊源三)
鶴の字画禁止令
お駒さん
昔の行商人(二)
 酒売
待夜
若衆
美人の午睡
明治初年の車
落語集(二)
 息子の蚤
 笑ひながら噛付
 平常のたしなみ
浮世絵類纂(八)役者似顔の細絵
浮世絵師の名物画(七)
 葛飾北斎の富士山
詠画詩抄
軟派名数(二)
新浮世絵 竹久夢二画
古本屋の食物
犬公方 無類の愚挙暴虐
明治の風俗(二)
 鈴木春信の海水浴美人
乗合舟(丙) 柳川重信画
額烏帽子
主なき家
問答(三)
 礫川亭
 両面絵
延宝版の役者八景
花つみ籠
 錦絵の再興
 英一蝶の墓
 尾形月耕氏の婦人風俗画
 大阪古書交換会の夏期会
 柴野栗山之書簡集
 平安名家墓所一覧
 葵文会の『あふひ』
 現今浮世絵師と珍書解題(休載)
 『此花』前枝中の誤字訂正
広告
京深草の団扇屋
[彩色絵]
すゞみ美人 西川祐信画

第九枝(明治43年9月1日発行)

タイトル 著者
美術研究と風俗研究
蔵書印
浮世絵三福対(七)
 北尾重政
 北尾政演
 北尾政美
春画と似顔絵
男女風俗通 井浩水
此花新聞
影絵売
絵巻物と浮世絵 朝倉無声(朝倉亀三)
感情的の毀誉
六方考(下)
浮世絵の義 花迺散人
日本新聞の元祖
入銀本
昔の行商人(三)
 艾売
 肴売
鵜阪神社の尻打祭
吉原の明月
塩屋長次郎の墓
浮世絵類纂(九)書簡袋絵
浮世絵師の名物画(八)
 歌川広重の東海道
軟派名数(三)
現今浮世絵師(七)
 槇岡蘆舟
 辻村秋峰
 水野秀方
 田代古崕
大阪の歌川派浮世絵師
桐の落葉
 浮世絵の揮毫料
 孫引―影引
馬がものいふ
新浮世絵
三上戸
偽称菱川師宣画
浮世絵師逸事(四)
 水野年方の土捏
問答(四)
 腎澤山人
 吃の又平
 河末軒
 両面絵
珍書解題(七) 永田文庫
 好色旅日記
 儻偶用心記
 楽事秘伝抄
花つみ籠
 鏑木清方氏の女歌舞伎楽屋
 役者絵と献上両面織の帯
 東国地方の大洪水
 京嶋原角屋の「波娜婀娜女」
 『此花』記者半狂堂主人
広告
菱川師宣の月見絵
[彩色絵]
江戸品川 葛飾北斎画

第十枝(明治43年10月1日発行)

タイトル 著者
美術の種類
改元の月日
浮世絵三福対(八)
 歌川豊春
 歌川豊広
 歌川豊国
須磨寺の此花
奈具梨柿 井浩水
 大津絵
 耳鳥斎
売書説 片山精堂
かきのぞき 鈴木春信画
蓮葉女(大阪の売淫下女)
小太夫鹿子
灸点屋の招牌
高野行人の奇風
歌川国芳の猫好
昔の行商人(四)
 呉服売
鹿乃巻筆の挿画 古山師重筆
春雪謎本の解説
浮世絵類纂(十)習字手本絵
浮世絵師の名物画(九)
 鍬形蕙斎の略画
浮世絵修業法 虹衣(渡邊源三)
現今浮世絵師(八)
 湯川松堂
 中谷正近
 長谷川貞信
 尾竹越堂
浮世絵評判記(一)
 菱川師宣
 鳥居清信
 奥村政信
 西川祐信
 勝川春章
 北尾重政
 歌川豊国
類聚書目録(一)
 訓蒙図彙
女浮世絵師(乙)
 竹馬女史
 歌川幾歳
 桂みき女
 上村松園
色子といふ男
浮世絵師逸事(五)
 落合芳幾の縮緬人形
 稲野年恒の鶏卵買ひ
問答(五)
 可笑斎
 如空暁斎
 風流三代枕と怪談夜之殿
 光則の鳥羽絵と其碩著書の画
珍書解題(八) 永田文庫
 誰が身の上
 明石物語
 玉の幉
 無頼通説法
 男色比翼島
花つみ籠
 高嶺家の浮世絵
 洋画家の新浮世絵
 双六と投扇興の流行
 有馬温泉古図の絵葉書
 京都集古会第四回小集
 半狂堂主人
広告
松茸狩
[彩色絵]
紅葉の庭 勝川春章画

第十一枝(明治43年11月1日発行)

タイトル 著者
現浮世絵界の傾向 虹衣(渡邊源三)
菱川師房 エス・エス・ムウン・ライト
浮世絵三福対(九)
 歌川広重
 二代歌川広重
 三代歌川広重
昔の透視伝授書
奈具梨柿 井浩水
 聞上手
 人遠茶懸物
 酬一矢
 筆如意
司馬江漢の偽筆
歌川豊国(上)
相愛の男女 菱川師宣画
俳優の浮世絵 虹衣(渡邊源三)
安政コレラ病死者
昔の行商人(五)
 肴売(淫売)
明治前に無い浮世絵 宮川春汀画
疱瘡神の敗走
空即是色
絵画俚諺集
飛鳥川
 絵入新聞の元祖
 文政十四年
 尼ヶ崎の此花
 天保太平記
浮世絵類纂(十一)写真影絵
浮世絵師の名物画(十)
 歌川国芳の水滸伝
 軟派名数(四)
現今浮世絵師(九)
 広瀬楓斎
 後藤芳景
 川上恒茂
 井川洗厓
浮世絵評判記(二)
 鈴木春信
 鳥山石燕
 喜多川歌麿
 細田栄之
歌舞妓と歌舞伎
類聚書目録(二)
 三十六歌仙
女護嶋の男郎屋
鹿野武左衛門口伝咄
蓮葉女 味原水也
浮世絵師逸事(六)
 長谷川貞信の西南女軍絵 長門守髯無
大阪のカゲマ
珍書解題(九) 永田文庫
 白闇色挑灯
花つみ籠
 外国人の諷刺予言
 軟派古書の活版本
 軟派古書の売買品
 新井芳宗氏の錦絵
 京都の古書交換会
 大阪浮世絵展覧会
広告
雨中の美人 葛飾北斎画
[彩色絵]
ものいふ花 初代歌川豊国画

第十二枝(明治43年12月1日発行)

タイトル 著者
都鄙相応の画
黄表紙本 虹衣(渡邊源三)
浮世絵三福対(十)
 一勇斎国芳
 五渡亭国貞
 渓斎英泉
夜光の書画
鳥文斎栄之
鳥文斎栄之画
歌川豊国(下)
吉原豊年遊
落葉かき
 絵難房
 半千半百
丹前六方人形
しだれ柳 大森善清画
昔の行商人(六)
 鼠とり薬
 火打売
 薪売
 豆腐売
接樹に花
阿嬌と痴漢 歌川景松画
浮世絵類纂(十二)焼絵
浮世絵師の名物画(十一)
 歌川国貞(三代豊国)創意 光氏の髷
小説の画者 虹衣(渡邊源三)
軟派名数(五)
 十語五草
 十番能
 江戸の十八大通
現今浮世絵師(十)
 大野静方
 槇岡素堂
 宮本恒秀
 川合玉堂
浮世絵師の動物画 虹衣(渡邊源三)
類聚書目録(三)
 二十四孝
 三十六歌仙追補
おどけ写真
乗合舟(丁)
越後か羽後か
画史の一材料
浮世絵師の逸事(七)
 歌川国芳の義氏銘々伝 座禅堂且水
問答(六)
 井特
 年玉
 美信
花つみ籠
 美術展覧会中の浮世絵
 古浄瑠璃本展覧会
 活詩集
 双六考
広告
もちつき 尚左堂俊満画
[彩色絵]
燈下読書の美人 三代歌川豊国画
浮世絵師あるある:義理人情に厚いことしがち

第十三枝(明治44年1月1日発行)

タイトル 著者
恭賀新年
錦絵の衰亡
弁難 門外漢生
同人異筆(一)
 鳥居清信
富士観
略暦考 朝倉無声(朝倉亀三)
渡辺崋山の奇焔
北尾政演(山東京伝)
吉原門鑑
小説的成功談
 菱川父子の出府
軟派蔵書家印譜(一)
 吉田文調堂
 大久保葩雪
 水谷不倒
 碓井郁五堂
 大槻如電
 永田有翠
 宇田川文海
 幸堂特知
 朝倉無声(朝倉亀三)
 大久保紫香
 渡邊霞亭
 幸田露伴
 中井浩水
 鶯亭金升
 竹岡友仙
 三村竹清
春画取締の寛厳
藍摺本
初代豊国と似顔絵 虹衣(渡邊源三)
あらたま 片山春帆画
明誠堂と朋誠堂
銃猟者
浮世絵類纂(十三)凧絵
浮世絵師墓所記(一)
 西川祐信並びに祐尹
広告絵(一)
寛文前の古版画(一)
 犬つれづれ
 九相詩
浮世絵師闡幽録(一)
 居初津奈女
昔の飛行機 安藤夕陽
好色花すゝき
浮世絵師逸事(八)
 瀧村弘方の偽啞
 月岡芳年の窮策
問答(七)
 井特
花つみ籠
 梅花鐔硯
 贋江戸絵
 新聞附録
広告
相対画譜(一)
 大顔と小顔 喜多川歌麿画
[彩色絵]
正月六日吉原釜沸 山東京伝画

第十四枝(明治44年3月1日発行)

タイトル 著者
絵本の被害
不時の正月
同人異筆(二)
 北尾重政
竈祓と狐舞 朝倉無声(朝倉亀三)
石川豊信(恋婿)
此花新書 紅の家おいろ
好色僧 花迺散人
彫工と摺師 虹衣(渡邊源三)
模擬の奴凧
羽織をかぶる素見客
新版錦絵の呼売 虹衣(渡邊源三)
職人尽歌合の種類 朝倉無声(朝倉亀三)
浮世絵類纂(十四) 文字絵
菱川孫兵衛
広告絵(二)
寛文前の古版画(二)
 花見
 渡船
浮世絵師闡幽録(二)
 岡山友杏
浮世絵師の氏名由来
 英一蝶
 歌川
 恋川春町
 葛飾北斎辰政
紙細工の人形遣ひ
吉原の遊女
浮世絵師逸事(九)
 歌川国鶴の孫娘
 若菜女史の縁談
 瀧村弘方の死因
ほにほろと友禅扇 夢世居
問答(八)
 浮世絵師十数名
花つみ籠
 東京博物館の浮世絵展覧
 東京諸新聞社と浮世絵師
 著者の原稿
 浮世絵展覧
相対画譜(二)
 老婆と幼児 葛飾北斎画
[彩色絵]
花見美人 石川豊信画

第十五枝(明治44年5月5日発行)

タイトル 著者
筆禍史の自跋 宮武外骨
浮世絵師と絶版物
同人異筆(三)
 北尾政美
諸職風俗図考 朝倉無声(朝倉亀三)
 あんけらこんけら糖売
厳嶋名物の色楊枝
女装の舞台子
貴女の立膝
名家に嗣子なし
淫蕩と浮世絵
立羽松月堂不角千翁肖像
絵本鶴の嘴
落架風の療法
京都の筆林
男女情死者のさらし
賭博用の小石
錦絵の生花
司馬江漢の鈴木春重画
偽筆の浮世絵
浮世絵類纂(十五)切小絵
浮世絵師墓所記(二)
 稲野年恒
左筆の浮世絵師 虹衣(渡邊源三)
寛文前の古版画(三)
 生下未分語
 女郎花物語
浮世絵師闡幽録(三)
 柳原源次郎
歌川国清の謫居画記
京都の浮世絵展覧会
花つみ籠
 珍書の価格暴騰
 東京博物館の浮世絵
 暁鐘成翁の建碑
 東京名物男酒井藤兵衛
広告
 筆禍史
 本邦新聞史
 猥褻風俗史
相対画譜(三)
 主従
[彩色絵]
八橋の菖蒲 歌川国貞画

第十六枝(明治44年7月15日発行)

タイトル 著者
明治の浮世絵師
我輩の涙
学閥の弊 朝倉無声(朝倉亀三)
同人異筆(四)
 湖龍斎
諸職風俗図考(二)狐膏薬売と与勘平膏薬売 朝倉無声(朝倉亀三)
諸職風俗図考(三)念仏飴売 朝倉無声(朝倉亀三)
我錦絵と外国人
晦日月
我国延享時代のヌーボー式
 吉原駕
船饅頭
田植の俗了
西洋男色考 紅絹野夫
復習の邪魔をする人 鈴木春信画
人形説法 藻城外史(長尾藻城)
悪摺考 朝倉無声(朝倉亀三)
歌麿と馬乎人 移山子
隠れたる絵馬 虹衣(渡邊源三)
浮世絵類纂(十六)釘絵
浮世絵師墓所記(三)
 歌川国直
歌川広重といふ名
筆禍史の拾遺(一)
 本朝医考
 御馬印
 選擇本願念仏集 朝倉無声(朝倉亀三)
 吉原草摺引 朝倉無声(朝倉亀三)
 無悪者 素琴(志田義秀)
 商人金采配
 海防憶測の著者
 大弁才天秘訣
 絵本太閤記の画者
大石良雄の画
春画熱望の人
花つみ籠
 頼山陽と武者絵
 浮世絵記事の流行
 文彌節の奏演会
 狂言本の売り物
 京都市と浮世絵
 中井芳瀧第十三回忌
 池田輝方と榊原蕉園
 蓑面山下の百画展覧
 芝居博覧会の浮世絵
 京都集古会目録発行
浮世絵常設展覧場
広告
 西川祐信画譜
相対画譜
 寒暑 鈴木春信画
[彩色絵]
団扇 菱川師宣画

第十七枝(明治44年8月10日発行)

タイトル 著者
変化の妙味
行年書の事
同人異筆(五)
 葛飾北斎
諸職風俗図考(四)徳平膏薬売 朝倉無声(朝倉亀三)
仮標題の古例
宮本武蔵
西川祐信
逆筆の福禄寿
一蕙斎芳幾の末路 清水晴風
狩野永納の絵
俗了の簪
先生号の安売 移山子
嵯峨の茶屋
豆男豆女
耳鳥斎と流光斎
青葉の影
 陰部神聖論者
 偃武と化政度
 面布
 貞享本の彩色図入
 古い浮世絵を買ふ心得
浮世絵類纂(十七)白抜絵
葛飾北斎の住居
美化したる桃太郎の母
異種百珍書目(一)
寛文前の古版画(四)
筆禍史の拾遺(二)
 徹書記の歌禍 素琴(志田義秀)
 日本書 朝倉無声(朝倉亀三)
 頼光土蜘蛛絵 雨花山人
 異人恐怖伝
 吉原草摺引
 太閤記
 幽遠随筆
和蘭婦人の肖像
 諸熊八郎の筆
錦絵問屋の娘(上)
浮世絵師の逸事
花つみ籠
 日本の浮世絵
 欧州の日本趣味
 独逸の日本版画
 浮世絵写真帖
 俗了せる東京
広告
 西川祐信画譜
 同性色情史
相対画譜(五)
 前後 喜多川歌麿画
[彩色絵]
手踊り 西川祐信画
別附録
 いろの部

第十八枝(明治44年11月15日発行)

タイトル 著者
運気の吉凶
名画の魂 虹衣(渡邊源三)
同人異筆(六)
 葛飾北斎
諸職風俗図考(五)お駒飴売 朝倉無声(朝倉亀三)
 最上徳内に贈位
西鶴と浮世絵 和道
 売物としての西鶴自画賛
一立斎広重
蕉鹿と蜀山人
香具若衆 売春男の一種
自成一家
春画淫書弁
大阪の夜鷹
天慶の奸雄
吉原かゞみ
仏国博覧会出品浮世絵
独情死者
浮世絵類纂(十八)短冊絵
柳川重信の手簡 瓢々
異種百珍書目(二)
勇月堂智角
筆禍史の拾遺(三)
 大学或問 雨花山人
 鳥石の贋綸旨 朝倉無声(朝倉亀三)
 算法地方大成
 舌禍歟 小野利教
 きりしたん
秋海棠 雨花山人
錦絵問屋の娘(下)
柳川町か柳亭か
若衆の痔疾
春画注文状
花つみ籠
 浮世絵の女の眼
 米国詩人の失望
 浮世絵師と名古屋
 大供の人形一品会
 寛政前の絵本研究
 京都浮世絵展覧会
 図案小品集第一冊
広告
 西川祐信画譜
 此花買戻
 次枝発行日
相対画譜(六)
 上下 北尾重政画
[彩色絵]
活菩薩 歌川広重画
別附録
浮世絵師略伝
 はの部

第十九枝(明治45年1月1日発行)

タイトル 著者
錦絵国
初春の新版売出 瓢々
京童と雛屋立圃
綿摘(私娼) 朝倉無声(朝倉亀三)
丹波聟 英一蝶画
鈴木春信
蝦夷人の火燧
豆男小説
 灯草和尚
 豆男絵巻序
醜態の観物
三代歌川豊国
風情画譜(一)
 途上の帯締直し 歌川広重画
伊呂波見立浮世絵師
妖怪百種(一)(二)
浮世絵類纂(十九)略暦絵
浮世絵師と染工 虹衣(渡邊源三)
異種百珍書目(三)
六歌仙の狂歌
豊後節
筆禍史の拾遺(四)
 安政見聞誌
 赤城義臣伝と其著者の逸事
 大石良雄の画像
江戸の西川照信
宮本武蔵の画
画工と其住居
今も昔も変らぬ談判
浮世絵師略伝
花つみ籠
 羽子板と浮世絵
 蓬莱帖
 四代目歌川広重
 浮世絵即売展覧会
広告
 筆禍史評判記
 新年初刊に付附録なし
相対画譜(七)
 長短 菊川英里、英山画
[彩色絵]
松上鶴 鈴木春信画

第二十枝(明治45年3月1日発行)

タイトル 著者
浮世絵と政令
赤本
二代目浮世絵師(一)
 二代目喜多川歌麿
諸職風俗図考(六)お萬飴売 朝倉無声(朝倉亀三)
鴬の懸念
生仏様と春画
酒井抱一
知近水
長い顔に高い髷
鈴木春信の別号
尚左堂窪俊満
重版偽版の浮世絵
錦絵と春画
蕉鹿と蜀山人
女の前帯
俳優副業の売店
玩具の馬
風情画譜(二)
 燈下の読書 鈴木春信画
浪華風俗史料(上) 故暁鐘成
 惣輪流行の事
 太夫甘酒の事
 大童山の事
 拳頭煎餅の事
 網代笠流行の事
浮世絵類纂(二十)見世物絵
女髪結の起源
筆禍史の拾遺(五)
 木曽太夫房覚明 雨花山人
 近世奇跡考の原版本
猥褻風俗史資料追補(一)七なんがそゝの毛
猥褻風俗史資料追補(二)女の御用物
安達原の鬼婆 一勇斎国芳画
手切の煙草
あぶな絵
土龍斎及腎澤山人
英一蜂の逸事
花つみ籠
 北野恒富氏の声誉
 川崎巨泉氏創案の角雛
 大槻如電先生
 大阪図書館長
 大津絵展覧会
 大久保葩雪氏
広告
 有名無名
相対画譜(八)
 晴雨 西川祐信画
[彩色絵]
雛祭 窪俊満画

第二十一枝(明治45年5月25日発行)

タイトル 著者
無情 宮武外骨
草双紙は草冊子か 素琴(志田義秀)
諸職風俗図考(七)藤八五文薬売 朝倉無声(朝倉亀三)
諸職風俗図考(八)手車売 朝倉無声(朝倉亀三)
跣足人物の絵
羽川珍重 珍重すべき随筆
女達磨の画
日本錦絵の真価
婦女を姣童に代用せし事 南方熊楠
足利時代の枕売
女の指切
自鳴鐘 瓢々
浪華風俗史料(下)
 髷元結の事
 難波新地繁昌の事
 紙頭巾流行の事
妖怪百種(三)(四)
浮世絵類纂(二十一)扇絵
牙婆考 朝倉無声(朝倉亀三)
好色一代若衆
直線画
猥褻風俗史資料追補
 公然売買の版行絵
 吹矢店のリンガ
 居座の悪き女
 大迫銭
広告絵(三)
蕉鹿は高尾氏
保川春貞略伝 瓢々
大石真虎の別号
鳥山石燕の俳画門人
花つみ籠
 猥褻図書研究大会
 従吾所好の発行
 『此花』本枝延刊の理由
広告
 有名無名
 豊太閤五妻花見図
 奥女中若衆買の図
 廊中艶譜
 和様沈香亭
 此花合本品切
 大津絵集
 紙魚の友
 此花次枝限り廃刊
相対画譜(九)
 左右 三代歌川豊国画
[彩色絵]
遊女 羽川珍重画

凋落號(明治45年7月15日発行)

タイトル 著者
手向草
元禄模様は元禄時代のものに非ず
二代目浮世絵師
 二代目北尾重政
翻刻絵の濫造
大惣本の売価
諸職風俗図考(九)取替平飴売 朝倉無声(朝倉亀三)
諸職風俗図考(十)旦那が煉た膏薬売
諸職風俗図考(十一)安楽散売
油絵の額
 奉納油絵 遠久羅三郎画
洋画家の浮世絵観 久米桂一郎談
川崎六之美政
歌川豊春の師 故虚心堂主人
貞享の美人律 西鶴
夫婦同行と大阪
西鶴孫の東鶴
釈迦嶽雲右衛門 一筆斎文調画
鈴木春信の別号 湖龍斎 稲廼舎主人(蒔田松豊)
謎々 瓢々
那楚乃巻
挹芳斎国雄の事 稲廼舎主人(蒔田松豊)
享保の大阪美人
博多の大阪客
和学者と浮世絵師
林基春の性行
春川五七(神谷蓬洲)
歌川派小伝 兼子伴雨
 歌川芳艶
 歌川芳鶴
 歌川芳玉
 歌川芳雪
 歌川芳豊
 歌川義満
 歌川芳延
 歌川芳盛
 歌川芳丸
 歌川芳広
山また山
大阪名所図会
耳鳥斎と鉄鳥斎
千人切の話 南方熊楠
浮世絵の狂歌
長谷川千四の没年
蕪村の浮世絵句
東京新百景図の序 白念坊如電
艶姿嬌態 秀幸画
はきよせ
 あぶり出しの役者似顔絵
 手柄岡持の耳鳥斎画賛
 柳沢其園の浮世絵師評
 岩佐又兵衛のあて字
 浮世絵賛の詩
 竹原春朝斎の冥途行
 絵師の先祖
 鬼仏の歌川一豊
 錦絵の団扇
 浮世絵師入の三福対
 題号の嗚呼流行
 かりかねおどり
 淫書の効用
 浮世絵師彫工人名録
浮世絵類纂(二十二)死絵
異種百珍書目(四)
 題号百珍料理書目
投扇興 瓢々
浮世絵の品定
絵帳面
古今の妾気質
筆禍史の拾遺(五)
 環斎記聞
 石田軍記の著者 虹衣(渡邊源三)
 扶桑見聞私記 虹衣(渡邊源三)
 彫刻左小刀
 蠻語箋
婦足かむろ
姦通の刑罰
雅言の俗文
裸体の理由 塵山
猥褻風俗史資料追補
 野栗権現の陰毛
 浮世人形 案川子
 張子男根禁止令
 見せ景品 面壁居蘆葉
 播州名物の陰陽石
 黄蜀葵店 嗜餅翁
 淫猥の覗機関 嗜餅翁
 醜体の菓子 嗜餅翁
奇異の神罰 南方熊楠
湮滅せし浮世絵師伝
平等施一切
吉田半兵衛
浮世絵師と俗文学 虹衣(渡邊源三)
妖怪百種(終)
人面類似の諸物
俳優絵師高名競(嘉永二年春出版)
版木箱さらひ
渉書趣味
 寓意ある美人画
 書籍の外題
 美女を人魚に見立て献上す
 しろいもじ
 古今画家の寄合絵
 諸仏出身の門と神社の華表
 碗久の最後
 出歯包丁と出歯亀
 七情の三様
 高尾様と買人共
 三頸一鏡に映ず
此花史の材料
広告
 雅俗文庫出版書目予報
 此花合本
 紙魚の友
 此花の継続者
 皆さんさよなら
相対画譜(十)
 剛柔 菱川師宣画
[彩色絵]
美人 勝川春章画