浮世絵商・金子孚水の「孚水画房」が発行した昭和初期の浮世絵専門誌。1号から8号までは『浮世絵新聞』、9号以降は『浮世絵新誌』となった。名称変更とともに発行頻度(月2回から月1回)や雑誌の大きさが見直された。
浮世絵新聞(第1号~第8号)
第1号(昭和4年(1929)11月1日発行)
タイトル | 著者 |
清長の画に就て | 木村荘八 |
北斎の作品(一)雪中猛虎の図 | 井上和雄 |
明治の浮世絵師と新聞雑誌(一)小林清親と新聞雑誌(上) | 宮武外骨 |
外国人と日本の錦絵 | 宮武外骨 |
錦絵の英訳名称 | 雨石生(井上和雄) |
一問一答(芳桐印について) | – |
美人舞踏之図(本号特別絵付録解説) | 武井樸介 |
切抜帳(三番叟の前文句)※東京朝日新聞所載 | – |
付録:美人舞踏之図 | – |
新刊紹介 | – |
『錦絵の彫と摺』石井研堂著 | – |
『歌麿』ゴンクウル原著、野口米次郎訳注 | – |
『上方絵一覧』黒田源次編 | – |
『天真』早稲田児童芸術研究会発行 | – |
『デッサン』旭正秀編 | – |
『浮世絵志』浮世絵志会同人編(大曲駒村主幹) | – |
むしめがね 国芳筆「鉄砲洲の図」 | – |
時好だより(国芳の大歓迎) | – |
開国文化版画展覧会の流会 | – |
ウヘノオクションの開業 | – |
錦絵入札売立展覧会 | – |
歌舞伎劇場図大展覧会 | – |
委託販売品目録(一) | – |
第2号(昭和4年(1929)11月15日発行)
タイトル | 著者 |
憂世穢断語(一)歌舞伎屏風 | 吉田暎二 |
北斎の作品(二)百人一首版下絵 | 井上和雄 |
口絵:歌舞伎屏風(左二曲)山田馬輔氏蔵 | – |
歌舞伎絵巻由来聞書 ※早稲田演劇博物館所蔵 | 雨石(井上和雄) |
新刊紹介 | – |
『いろは引 江戸と東京風俗野史』伊藤晴雨著 | – |
『浮世絵志』11月号 | – |
『文献志林』第一集 | – |
『古代名家 浮世絵版画目録』岡田房次郎発行 | – |
『古典と錦絵』第10号 杉本梁江堂発行 | – |
『浅妻屋月報』11月号 朝妻屋書店発行 | – |
浮世絵肉筆 落款とその顔(其一)常正、豊国、蓑笠隠居(曲亭馬琴)、豊春 | – |
編集漫語 | – |
榛名神社へ錦絵を奉納 | – |
漫談倶楽部(天狗俳諧) | – |
むしめがね 歌麿筆「五人美人愛敬鏡 兵庫屋花妻」 | – |
催し物たより | – |
歌舞伎劇場図大展覧会(早稲田大学坪内博士記念演劇博物館) | – |
六樹園翁百回忌追福法会(浅草・正覚寺) | – |
彰美会第三回展覧会 | – |
ウヘノオクション入札会 | – |
浮世絵肉筆展覧即売会(新橋・佐野平六堂、小松名所堂) | – |
筑比地氏所蔵錦絵展覧入札会(上野・荒井商店) | – |
第八回稀書展覧会(早稲田大学坪内博士記念演劇博物館) | – |
浮世絵版画展覧会(銀座鳩居堂) | – |
名家短冊頒布会(郵送申込、谷中・有頂店) | – |
委託販売品目録(二) | – |
付録:歌川豊国筆 ※カレンダー(昭和5年1月、2月) | – |
第3号(昭和4年(1929)12月1日発行)
タイトル | 著者 |
大津絵に就て | 梅原龍三郎 |
憂世穢断語(二)大阪絵断片 | 吉田暎二 |
北斎と融川 | 古洞生(山中古洞) |
国芳の芳桐の印に就て | 古洞生(山中古洞) |
口絵:傘持美人(梅原龍三郎氏蔵)、虚無僧(五月庵蔵) | – |
明治の浮世絵師と新聞雑誌(二)小林清親と新聞雑誌(下) | 宮武外骨 |
揚げ足とり | – |
鳥居言人「昭和風俗美人集」のうち5枚 | Z・Z |
秋晴の赤とんぼ ※伊東深水「秋晴」 | 雨石生(井上和雄) |
編集漫語 | – |
演芸漫画番付 | – |
新刊紹介 | – |
『創作画版 現代美人集』伊東深水 版元 渡邊版画店 | – |
『創作版画 昭和風俗美人集』鳥居言人 版元 創美会 | – |
『美術の話』坂本坦、仲田勝之助共著 | – |
浮世絵肉筆 落款とその顔 豊広、懐月堂末葉度秀、上龍 | – |
むしめがね 湖龍斎筆「雛形若菜の初模様」 | – |
催し物たより | – |
歌舞伎絵版画展覧会(福島県立図書館) | – |
古大津絵展覧会(銀座資生堂) | – |
錦絵入札大会(下見:上野公園梅川亭、入札:王子紅葉館) | – |
中村辰次郎氏所蔵錦絵展覧入札会(荒井浮世絵店) | – |
彰美会第四回展覧会(御成道・尚美社) | – |
錦絵製作実演(浮世絵研究学会主催、日本橋白木屋) | – |
鈴木五雲堂開店(鈴木権太郎・黒門町) | – |
本誌誤植訂正 | – |
委託販売品目録(三) | – |
– |
第4号(昭和4年(1929)12月15日発行)
タイトル | 著者 |
寛永若衆風俗図に就て | 横堀角次郎 |
憂世穢断語(三)大阪絵(承前)、姓氏斎号等、よし國に就いて | 吉田暎二 |
江戸と東京 | – |
所感(浮世絵新聞発刊披露会挨拶) | 井上和雄 |
江戸の名称 | – |
岸田画伯の長逝をいたむ | – |
口絵:寛永若衆風俗図 | – |
富士山礼讃 | 野口米次郎 |
浮世絵に肉筆 落款とその顔(三)昇亭北壽、蹄斎北馬、扶桑扇友禅 | – |
揚げ足とり 売立目録のアラ | – |
浮世絵入札会(箱根底蔵温泉梅屋旅館) | – |
所感 | 島田筑波 |
編集漫語 | – |
新刊紹介 | – |
『名古屋八景』「金城の朝陽」名古屋毎日新聞の新春大絵付録 | – |
俳句 | 其角堂永湖 |
似顔絵 | – |
新年号予告 | – |
委託販売品目録(四) | – |
第5号(昭和5年(1930)1月1日発行
タイトル | 著者 |
奥村政信の美人 | フィッケ作、野口米次郎訳 |
奥村政信略伝 | – |
風俗屏風を見る記 | 木村荘八 |
憂世穢断語(四)年頭毒語 | 吉田暎二 |
戯作者と浮世絵 | 野崎左文 |
浮世絵愛玩家問答 一、浮世絵画家中誰がお好きですか? 二、浮世絵界に対するご希望 三、浮世絵商に対するご希望 |
渋井清、伊坂国太郎、木村荘八、根本正、坂東氏留守宅より、畑耕一、石井研堂、大野隆徳、三田村鳶魚、高澤初風、永田龍雄、横堀木黄、伊藤響浦氏留守宅より、島田筑波、吉田暎二、三村清三郎、新海竹蔵、水島爾保市、森田華香、外狩素心庵、大場、清宮彬、坂井犀水、七戸吉三、織田一麿、小島烏水、永見徳太郎、有坂与太郎、平川健吉、蓮田聖三郎、長与喜郎、前田武四郎、狩野快庵、田澤良夫、平山蘆江、河野通勢、後藤林之助、鈴木仁一、内田六郎、牛山充、大関醉庵、三宅彦次郎、奥谷敬三、中村辰次郎、市川七作、鈴木啓處、水谷幻花、殿木市太郎、水谷静子、邦枝完二、太田三郎、橋浦泰雄、板倉勝磨、金井重雄、赤門生投 |
口絵:京洛風俗図 | – |
俳句 | 其角堂永湖 |
名品の行衛 奥村利信大判筆彩紅絵 | 渡邊庄三郎 |
編集部たより | やの字 |
委託販売品目録(五) | – |
第6・7号合併倍大号(昭和5年(1930)2月1日発行)
タイトル | 著者 |
故岸田劉生氏追悼座談会 | 横堀角次郎 椿貞雄 武者小路実篤 梅原龍三郎 千家元麿 田島一郎 中川一政 木村荘八 清宮彬 |
口絵:故岸田氏蔵 最も愛せる歌舞伎屏風 ※松田福一郎氏所蔵 | – |
菱川師宣寄進の鐘銘を史跡として指定せられん事を望む(林海山別願院) | 島田筑波 |
浮世絵肉筆 落款とその顔(五)梅祐軒勝信、月斎峨眉丸、月岡雪鼎 | – |
浮世絵蒐集の話 | 前田武四郎 |
風流東姿十二支午 ※後素亭豊国 | 七戸吉三 |
長い浮よゑ短かい命 | – |
新刊紹介 | – |
『鈴木春信』 | – |
『浮世絵概説』田中喜作著 | – |
『名人物語 哲阿弥晩得』島田筑波編 | – |
読者だより | – |
入札会余話 読むべからず | – |
編集だより | やの字 |
前号の正誤 | – |
第8号(昭和5年(1930)3月5日発行)
タイトル | 著者 |
近古舞踏十景 | 牛山充 |
謹告 | – |
口絵:近古舞踏十景 | – |
「踊り」のこと | – |
春潮の裸婦は喋る | 放下房人 |
浮世絵の欧米画家に対する影響 | – |
浮世絵漫談 | 尾崎久彌 |
春扇の花魁 | やの字 |
錦絵と家屋敷 | K生 |
ベルリン市にて日本歌舞伎展覧会 | – |
百福壽と、その画家新明全角 | – |
花見風俗展覧会(大阪朝日新聞講堂) | – |
浮世絵蒐集の話(二) | 前田武四郎 |
橋口五葉氏の濁音 | 鮭頭 |
掘り出し珍話 | 鮭頭 |
鯉(恋)は思案の外 | K生 |
浮世絵肉筆 落款とその顔(六)菊川英山、栄之、素融 | – |
深川の石材問屋と錦絵 | K生 |
北斎の茶掛軸(泥亀に芋の鐘木) | やの字 |
揚げ足とり 浮世絵商の箱根入札会 | – |
新刊紹介 | – |
『英泉百美人画譜』尾崎久彌 | – |
『新版今様風俗』旭正秀自刻版画 | – |
『浮世絵解説』野口米次郎著 | – |
師走の話 | 蓮 |
小便物語り | 鮭頭 |
売立(故船尾栄太郎氏所蔵) | – |
編集漫語 | やの字 |
浮世絵新誌(第9号~)
第9号(昭和5年(1930)4月15日発行)
タイトル | 著者 |
口上 | 孚水画房主(金子孚水) |
口絵:一筆斎文調筆 瀬川菊之丞図 | 吉田暎二所蔵 |
憂世穢断語(五)絵本舞台扇 | 吉田暎二 |
元禄の豊国! | – |
浮世絵英詞邦訳 | 野口米次郎 |
国芳の義侠 | – |
浮世絵雑考その一 | 島田筑波 |
シホヅカノバアサン(脱衣婆) | 同上 |
文調と俊満 | 同上 |
「秀鶴随筆」より | 同上 |
浮世絵肉筆 落款とその顔(七)湖龍斎、俊満 | – |
特報(帝室博物館主催浮世特別絵展覧会) | – |
雑報(広重江戸名所展覧会) | – |
広重の江戸名所に就て | 前田武四郎 |
新刊紹介(新浮世絵、昭和風俗十二姿) | – |
浮世絵新聞内容総録 | – |
金澤だより(競鏡まさまざ浮世絵の版画展) | – |
編集後記 | – |
第10号(昭和5年(1930)6月1日発行)
タイトル | 著者 |
口絵:岩佐又兵衛筆 本性坊図 | – |
娼妓画幉研究 | 渋井清 |
浮世絵座談会 ―主に又兵衛に就いて、其他―(第二回座談会) | 藤懸静也 木村荘八 大関藤吉 渋井清 島田筑波 金子孚水 |
一節切 | 島田筑波 |
北の新地 | 島田筑波 |
諸公画賛 | 島田筑波 |
歌麿の凄さ | 木村荘八 |
浮世絵英詞邦訳(二) | 野口米次郎 |
役者一枚絵― | 塵塚談 |
錦絵の名称と外包 | 返古籠 |
浮世絵雑考(三) | 島田筑波 |
国貞の奉額 | 同上 |
馬琴茶漬抄引札 | 同上 |
慶子の名画 | 同上 |
清親の宮城つり橋 | 同上 |
東京自慢名物会 | 同上 |
浮世絵入札会(四月五日 上野公園梅川亭 下見、七日 大森海岸松浅本店 入札会) | 蓮 |
両国橋図解説 鍬形紹真筆 ※鍬形蕙斎、北尾政美 | 島田筑波 |
浮世絵漫談(二)※飯島花月、花岡百樹所蔵の肉筆浮世絵 | 尾崎久彌 |
浮世絵師の引越道楽(錦絵十四号より)※葛飾北斎 | – |
うきよゑナンセンス | 放下房主人 |
(1)きりぎりす | 同上 |
(2)はすのはな | 同上 |
ゴシップ ※金澤浮世絵展覧会の顛末、吝嗇の浮世絵商 | – |
浮世絵肉筆 落款とその顔(八)栄之、湖龍斎、二代柳川重信別号松影 | – |
くさぐさ | – |
直し絵 | – |
ライトと三枚続 ※フランク・ロイド・ライト | – |
春信の柱絵 ※フランク・ロイド・ライト | – |
浮世絵応用時代 | – |
困った文調 | – |
雑報(抱一名画展観、宗教博覧会) | – |
新刊紹介(浮世絵の智識(織田一麿)、日本の浮世絵師(山名格蔵)) | – |
江戸名額くらべ ※報知新聞主催、五月六日から十八日 銀座松屋で開催) | – |
編集後記 | – |
第11号(昭和5年(1930)7月1日発行)
タイトル | 著者 |
口絵:喜多川歌麿筆 月下遊宴の図の一美人 | – |
浮世絵座談会 ―浮世絵に関するいろいろ―(第三回座談会) 又兵衛雑話、浮世絵の範囲、浮世絵と云ふ言葉、師宣のこと、挿絵の話、浮世絵のエロ、鬼女の話、松方コレクションの噂、清重と友禅のこと、歌麿の落款に就て、広重の事、世襲門閥の事、自画自刻の事、版画のバレンの話 |
長原孝太郎 笹川臨風 藤懸静也 吉田白嶺 木村荘八 中村岳陵 大関藤吉 田澤良夫 金井紫雲 島田筑波 金子孚水 横井廉佐久 |
浮世絵雑考(三)女里彌壽袖見台 | 島田筑波 |
窪田政春 | 島田筑波 |
浮世絵肉筆 落款との顔(九)春川春徳、友禅 | – |
『広重』讃その他 「婦人化粧美傑作図録」のこと、「葛飾北斎」のこと | 放下房人 |
雑報 大阪の歌舞伎劇場図展 | – |
浪華行き | やの字 |
編集後記 | – |
第12号(昭和5年(1930)10月1日発行)
タイトル | 著者 |
口絵:一筆斎文調 角筈十二社奉納絵馬奉額 | – |
憂世穢断語(六)「文調の絵馬」 | 吉田暎二 |
英泉の女 | 木村荘八 |
曾本之袋に就て | 渋井清 |
相合傘 | 島田筑波 |
浮世絵雑考(四) | 島田筑波 |
江戸時代の出版法 | 同上 |
人情本の絶版 | 同上 |
人情本目録 | 同上 |
好色本の没収 | 同上 |
出版物取締の改正 | 同上 |
人呼子鳥若三町 | 同上 |
里すずめねぐらの仮宿 | 同上 |
『浮世絵競艶画集』のこと | – |
浮世絵肉筆 落款とその顔(十)鮮斎永濯、源琦、茂喬、鳥羽広丸 | – |
文調忌浮世絵座談会 ―主に文調に就いて― | 藤懸静也 吉田白嶺 木村荘八 大関藤吉 島田筑波 横井廉佐久 吉田暎二 金子孚水 山口誠造 |
広重展覧会を観て | 〇△生 |
くさぐさ(うきよゑ商法いろいろ) | – |
貧弱な「歌舞伎絵大成」 | 放下房人 |
雑報・新刊 昭和風俗十二姿(2)、旭正秀氏創作版画「薫風」 | – |
編集後記 | – |
第13号(昭和5年(1930)11月1日発行)
タイトル | 著者 |
口絵:喜多川歌麿筆 青楼十二時(戌の刻) | – |
続英泉の女 | 木村荘八 |
歌麿の『青楼十二時』 | 牛山充 |
明末の繍上梓嬋娟画 | 渋井清 |
切組燈籠絵 | CS生 |
浮世絵の詩三篇 | 野口米次郎 |
浮世絵雑考(五) | 島田筑波 |
小西の悪摺 | 同上 |
須原屋茂兵衛 | 同上 |
作者の似顔絵 | 同上 |
鮮斎永濯 | 同上 |
地本問屋印譜 | 島田筑波 |
北斎翁の大馬 | 広田星橋 |
錦織歌麿形新模様について | 島田筑波 |
桜川慈悲成について | 島田筑波 |
遺稿 ※小林清親か | – |
浮世絵書往来 浮世絵大成第一回配本第四巻、国芳版画傑作集、三世歌川豊国大首役者絵集 | – |
浮世絵肉筆 落款とその顔(十一)常正、蜀山人、藤麿 | – |
第14号(昭和6年(1931)1月15日発行)
タイトル | 著者 |
口絵:奥村利信筆 むねあけ三幅対なつもやう | – |
逢坂山 | 小杉放庵 |
浮世絵と裸婦の美 | 牛山充 |
文明開化の浄瑠璃 | 島田筑波 |
石川豊信の画境 | 外狩素心庵 |
肉筆の広重 | 木村荘八 |
隆達小歌巻物 | 島田筑波 |
浮世絵と動物 | 金井紫雲 |
絵本改掛り | 島田筑波 |
清長の初期美人画解説 | 野口米次郎 |
野口米次郎氏の「東洲斎写楽」 | – |
元禄古版画集英に就て | 渋井清 |
随筆 浮世絵の窓から | 林和 |
浮世絵雑考 | 島田筑波 |
魚屋北渓と長唄千代の友について | 同上 |
江戸じまん娘名寄 双六見立評判 | 同上 |
素水荘日録抄 | 素水荘主人 |
両国八景 | 島田筑波 |
浮世絵肉筆 落款とその顔(十二)宮川長春、上龍、源琦 | – |
浮世絵新聞、新誌 既刊各号目次 | – |
編集後記 | – |
新年号付録:政信の版画 落款と顔の色々 | – |
第15号(昭和6年(1931)5月1日発行)
タイトル | 著者 |
口絵:機織図(目次作成者注:MOA美術館所蔵のものと思われる) | – |
東京浮世絵協会発会式 | 笹川臨風 松木喜八郎 田澤良夫 松木喜八郎 築比地仲助 |
六年二月九日東京朝日新聞記事 浮世絵綜合展の発表 |
– |
浮世絵講演会余興番組 | – |
講演(笹川臨風、藤懸静也、野口米次郎、木村荘八) | – |
舞踏 | – |
『春信幻想曲』 | – |
浮世絵講演会の盛況 | – |
浮世絵座談会 | 笹川臨風 三田村鳶魚 木村荘八 牛山充 島田筑波 渋井清 吉田暎二 築比地仲助 松木喜八郎 三宅彦次郎 金子孚水 横井廉佐久 |
第一回浮世絵綜合展覧会 | 牛山充 |
浮世絵展を見る | 木村荘八 |
第一回浮世絵綜合展覧会を視る | 寺田正一 |
東京浮世絵協会主催の第一回浮世絵綜合大展覧会、各新聞の批評 | – |
東京日々新聞(三月十九日紙上)浮世絵綜合展 | 笹川臨風 |
東京朝日新聞(三月十八日紙上)浮世絵綜合展を見る | – |
中外商業新報(三月十四日紙上)浮世絵綜合展 | 外狩素水庵 |
毎日新聞(三月十五日紙上)上野に開かれた浮世絵展 第一回を見る | – |
東京毎夕新聞(三月二十一日紙上)浮世絵展を観る | 木村荘八 |
時事新報(三月十八日紙上)浮世絵綜合展評 | 藤懸静也 |
毎日新聞(三月十六日紙上)浮世絵の綜合展 名品多数に上る | – |
浮世絵肉筆 落款とその顔(十三)嶺雪、歌川国政、鮮斎永濯 | – |
浮世又兵衛の画蹟 | 山名格蔵 |
奥村政信作品目録(未定稿) | 古版画研究学会編 |
奥村政信に関する文献 | – |
春陽会の版画 | 金井紫雲 |
新刊紹介 | – |
「江戸末期の浮世絵」序に代へて | 小島烏水 |
「日本裸体美術全集」裸体画私観 | 井上和雄 |
「浮世絵大家集成」 | 画家評伝:笹川臨風 編集解説:吉田暎二 |
第三回配本予告 | 懐月堂派、宮川長春篇 |
第二回配本予告 | 安藤広重、小林清親篇 |
昭和五年度の朝日賞 授賞者五氏決定す | – |
思はぬ光栄 「広重」研究の受賞者 内田実氏談 | – |
編集後記 | – |