塔影(雑誌)

昭和戦前期に出版されていた日本画専門雑誌。昭和16年9月以降、雑誌名を塔影から国画に変更した。今のところ公的機関での全巻所蔵はない。ここに掲載した目次は国立国会図書館所蔵のもの。

第9巻(昭和8年(1933)1月~12月)

第9巻1号(昭和8年(1933)1月)

タイトル 著者
表紙絵 土田麦僊
題字 横山大観
扉絵 永田春水
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
古画写真版
鳥類生態写真版
芳崖・雅邦のスケッチ 島田墨仙
新春画幅の展覧会概観 豊田豊・斎田素州
茶用画幅に就いて 高橋箒庵
山水画の発達史上に於ける詩軸の地位 田中一松
菊池容斎に就いて 竹内梅松
俳句 諸家
花鳥画と鳥類生態写真 内田清之助
顔見世 梶原緋佐子
材料の話断片 鏑木清方
日本画雑感 武者小路実篤
日本画での社会性 外狩素心庵
湖畔と池辺とを話題に 西村五雲・金島桂華
画人風土記 添田達嶺
大阪の展覧会三つ 大森富平
絵画と舞台と服飾座談会
画壇鳥瞰
俳句 諸家
編輯後記 楠生
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・安田半圃

第9巻2号(昭和8年(1933)2月)

タイトル 著者
表紙絵 山元春挙
題字 横山大観
扉絵 川崎小虎
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
古画写真版
菊池、西山両塾新年会演劇写真版
東西展覧会の概観 斎田素州・大森富平
小栗宗湛 笹川臨風
琉球の画家殷元良筆山水画に就いて 比嘉朝健
牧谿の「鶴」と蘿窓の「鶏」 荻野三七彦
日本画での社会性 外狩素心庵
安寿姬の墓 山本火子
俳句 諸家
ルッソからピカソへ 福田平八郞
日本画とヴンゴオホ 千家元麿
俳句 諸家
「芸術は表現也」と云ふ事に就いて 神崎憲一
画人風土記 添田達嶺
川合玉堂氏の俳句と人と芸術 豊田豊
麦僊偏観 浜崎三夏
根岸氏の表装界勇退
画壇鳥瞰
編輯後記 楠生
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・安田半圃

第9巻3号(昭和8年(1933)3月)

タイトル 著者
表紙絵 松林桂月
題字 横山大観
扉絵 西沢笛畝
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
古画写真版
院展試作展を観る 豊田豊
戊辰会展寸観 斎田素州
琅玕洞新作画展 豊田豊
美術観賞の過程 長與善郞
吃のお喋り 榊原紫峰
祗園の枝垂桜 富田溪山人
京都美術界古老座談会 神崎憲一
短歌 中河幹子
橋本雅邦翁 岡倉覚三
雅邦先生の龍虎図小下絵に就て 川合玉堂
雅邦作御浜御殿襖屏風小下絵長巻に就て 添田達嶺
日本画での社会性 外狩素心庵
女流画家としての芸術観 梶原緋佐子
応挙、芦雪の襖絵 西沢笛畝
狩野一庵、一翁、一溪及び栄翁重政に就て 添田達嶺
第十三回帝展(第一部)成績に関する具申書 島田墨仙・勝田蕉琴・水上泰生
俳句 諸家
榊原紫峰氏邸ニュース 加茂川酔歩
画壇鳥瞰
岡本神草氏を憶ふ 神崎憲一
編輯後記 楠生
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第9巻4号(昭和8年(1933)5月)

タイトル 著者
表紙絵 榊原紫峰
題字 横山大観
扉絵 水上泰生
口絵原色版
華山筆口絵写真版
展覧会出品写真版
華山の花鳥画に就て 小室翠雲
華山と竹田 松林桂月
渡辺華山の芸術 添田達嶺
華山とゴッホ 河野桐谷
華山雑感 竹内梅松
玉堂と春琴の印章 桑原双蛙
吉野花前記 早苗会々員
椿燃ゆる大島 藤井霞郷
幼き頃の想ひ出 上村松園
断片語 中河与一
林塢亭雑誌 小野竹喬
春宵女絵師彼是話 加茂川酔歩
俳句 諸家
展覧会批評
国性劇を観る 斎田素州
画壇鳥瞰
森田恒友君の死 脇本楽之軒
編輯後記 楠生
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第9巻5号(昭和8年(1933)6月)

タイトル 著者
表紙絵 結城素明
題字 横山大観
扉絵 小室翠雲
口絵原色版
国宝障屏画写真版
展覧会出品写真版
南画院第十二回展概観 豊田豊
白田舎第一回展寸感東台邦画会小品展概観 斎田素州
南画院展全作品評 小室翠雲
南画の鑑賞 添田達嶺
四季・花鳥・芸その他 榊原紫峰
門弟婚儀の挨拶腹案 川端龍子
スタートを切り直せ 田沢田軒
残月(画並文) 小早川秋聲
瑞竹(画並文) 安田半圃
天龍峽を下る(画並文) 池上秀畝
野州川治行き(画並文) 児玉希望
画と書との関係 池上秀畝
陶片集 富本憲吉
古名画の観賞 秋山光夫
展覧会批評
画壇鳥瞰
編輯後記 楠生
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第9巻6号(昭和8年(1933)7月)

タイトル 著者
表紙絵(観瀑) 島田墨仙
題字 横山大観
扉絵(唐黍)
口絵原色版・口絵写真版 池上秀畝
展覧会出品写真版
京都六大塾展概観 神崎憲一
絵画の生命 塩田力蔵
画境と歌境 倉田百三
応挙館に就て 国井応祥
東京と京都 竹内栖鳳
四季引分の風邪 富田溪仙
魚釣り漫談 福田平八郞
画人風土記 添田達嶺
霊山探勝記(画並文) 棚田暁山
歴史画と山水画 小村大雲
挿絵の心境を語る 中村大三郞
俳句 諸家
京都各塾展覧会批評 神崎憲一
京都塾展への一面観 豊田豊
東京三塾展覧会寸評 斎田素州
輪番校長制の実現 神崎憲一
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第9巻7号(昭和8年(1933)8月)

タイトル 著者
表紙絵(不忍晩涼) 小室翠雲
題字 横山大観
扉絵(茄子) 永田春水
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
古画写真版
東京の諸展覧会概観 斎田素州
画人春挙片影 神崎憲一
山元春挙君の作品 正木直彦
山元春挙さんと私 川合玉堂
春挙先生を憶ふ 川村曼舟
山元春挙画伯略年譜
短歌 中河幹子
五つのもの 高村光太郞
自分の好きな日本画家 武者小路実篤
画人風土記 添田達嶺
日本画壇の推移 黒田鵬心
現代画壇の諸問題を語る座談会 川崎小虎・矢澤弦月・豊田豊
俳句 諸家
愚かな感想 田中宇一郞
奈良で拾った話 浜崎三夏
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第9巻8号(昭和8年(1933)10月)

タイトル 著者
表紙絵(土) 川端龍子
題字 横山大観
扉絵(蟲の秋) 町田曲江
口絵原色版 島田墨仙・山口蓬春
口絵写真版 川合玉堂・平福百穂・松岡映丘・永田春水・小室翠雲・西村五雲
展覧会出品写真版
古画写真版
堂本印象氏の東福寺天井絵
回顧紛々 横山大観
大観の新らしさ 長與善郞
院展の日本画所見 神崎憲一
院展新人の諸作 豊田豊
日本美術院史 添田達嶺
会場芸術の意義 川端龍子
青龍社を見て 武者小路実篤
青龍展の問題作 斎田素州
青龍展入選画概観 坂口一草
青龍社五周年の回顧 添田達嶺
俳句 諸家
真個文人画 関如来
安信と琉球の自了 比嘉朝健
想片 速水御舟
写生旧懐(絵と文) 池田遙邨
スケッチブックを携へて(絵と文) 上村松篁・水野深草・望月玉成・井上正晴・石島良則
飯坂、鬼怒川温泉 勝田蕉琴
展覧会批評 大森富平・神崎憲一
小茂田君と私 吉田幸三郞
噫、小茂田君 速水御舟
小茂田君の思ひ出 小山大月
小茂田青樹氏略年譜
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第9巻9号(昭和8年(1933)11月)

タイトル 著者
表紙絵(晩秋) 西村五雲
題字 横山大観
扉絵(栗) 小室翠雲
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
堂本印象氏(東福寺本堂画龍)
渡辺華山筆(諷諫偶意画卷)
第十四回帝展日本画に就て諸家の批評並に感想
日本画の鑑審査と入選作品の主傾向 荒木十畝
山水画を語る 川合玉堂
花鳥画縦横論 小室翠雲
人物画を語る 鏑木清方
所謂南画の山水 松林桂月
帝展の数作に就て 中河与一
特選を超ゆるもの 神崎憲一
閨秀画家と其作品 豊田豊
文展出世作物語 添田達嶺
京このみ 西村五雲
断想 小林古径
激湍の鮎 福田平八郞
石仏について 室生犀星
俳句 諸家
華山筆諷諫偶意画巻 望月信成
展覧会批評
噫、蔦谷龍岬君 矢沢弦月
田村彩天君の事ども 吉田秋光
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第9巻10号(昭和8年(1933)12月)

タイトル 著者
表紙絵(鯉網) 野田九浦
題字 横山大観
扉絵(山茶花) 永田春水
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
水郷二題「潮来」「鹿島」 小室翠雲
鬼怒川峡谷「蒟蒻橋」「川治温泉」 今井爽邦
百穂没後の日本画壇 黒田鵬心
関如来
平福君の芸術 結城素明
平福君を悼む 鏑木清方
真画人百穂氏 川端龍子
百穂画伯の語った少年時代の想出の追憶 田沢田軒
平福百穂画伯年譜 添田達嶺編
平福穂庵の事ども 添田達嶺
筆墨硯に就ての対話 正木直彦・河原田平助
絹と紙の話と師弟の間柄の話 上村松園
画家と貧乏 北野恒富
竹杖会の変革と早苗会の更正 神崎憲一
画人風土記 添田達嶺
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第10巻(昭和9年(1934)1月~12月)

第10巻1号(昭和9年(1934)1月)

タイトル 著者
表紙絵(竹林喜雀) 竹内栖鳳
題字 横山大観
扉絵(瑞春) 小室翠雲
口絵原色版・口絵写真版
琳派特集写真版
展覧会出品写真版
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第10巻2号(昭和9年(1934)2月)

タイトル 著者
表紙絵(春寒) 鏑木清方
題字 横山大観
扉絵(椿) 水上泰生
口絵原色版・口絵写真版
文人画特集写真版
展覧会出品写真版
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第10巻3号(昭和9年(1934)3月)

タイトル 著者
表紙絵(紅梅) 菊池契月
題字 横山大観
扉絵(春暖) 松本姿水
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
大和諸寺仏像写真版
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第10巻4号(昭和9年(1934)4月)

タイトル 著者
表紙絵(雛) 西山翠嶂
題字 横山大観
扉絵(獅子) 矢野鐡山
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
古画、蒔絵等写真版
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第10巻5号(昭和9年(1934)5月)

タイトル 著者
表紙絵(花柘榴) 富田溪仙
題字 横山大観
扉絵(蔬菜) 安田半圃
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
鳥類写真版
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第10巻6号(昭和9年(1934)6月)

タイトル 著者
表紙絵(巣立ち) 西村五雲
題字 横山大観
扉絵(蟲) 金島桂華
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第10巻7号(昭和9年(1934)7月)

タイトル 著者
表紙絵(花桐) 荒木十畝
題字 横山大観
扉絵(双鯉) 徳岡神泉
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
湯泉客舎夜話 竹内栖鳳
竹堂、楳嶺、栖鳳、玉堂 西村五雲・加藤英舟
斯くして画家に 土田麦僊
半古先生に入門した頃 小林古径
越後人小林古径 神崎憲一
それからそれ 宇野浩二
素人の絵 畑耕一
画人風土記 添田達嶺
西山温泉 村雲大樸子
日本画の批評に就て 大森富平
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第10巻8号(昭和9年(1934)8月)

タイトル 著者
表紙絵(享保時代の盆踊) 上村松園
題字 横山大観
扉絵(雨後清流) 田中咄哉州
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
古画、蒔絵写真版
漫談抄 安田靫彦
湖南博士と入木道 井土霊山
紀州人、川端龍子 神崎憲一
漆画の新興に就て 吉野富雄
草堂寺の応挙と芦雪 佐藤春夫
筆山主人の蘭画に就て 比嘉朝健
金子豊水と斎藤香玉 竹内梅松
下岡蓮杖翁(画人風土記) 添田達嶺
遊星子雑感 竹原嘲風
博物館其他の感想 田中宇一郞
舞踊『年中行事絵』 豊田豊
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第10巻9号(昭和9年(1934)9月)

タイトル 著者
表紙絵(秋池) 橋本関雪
題字 横山大観
扉絵(吹笛) 松本一洋
口絵原色版
雪舟筆写真版
上高地其他の地方の写生画写真版
展覧会出品写真版
古画其他写真版
雪舟の芸術 正木直彦
画聖雪舟に就て 溝口禎次郞
雪舟花鳥画の問題 田中一松
雪舟の写実味 川合玉堂
雪舟の仏画 島田墨仙
雪舟雑感 野田九浦
雪舟の庭園 福田浩湖
蛇酒を飲んだ雪舟 国枝史郞
奥武蔵吟遊 斎田素州
鵙の早贄 籾山徳太郞
俳句 諸家
雲石二州の画家 桑原羊次郞
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第10巻10号(昭和9年(1934)10月)

タイトル 著者
表紙絵(葡萄) 川端龍子
題字 横山大観
扉絵(紅蜀葵) 石川寒巌
口絵原色版
満州国献上画写真版
展覧会出品写真版
スケッチ写真版
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第10巻11号(昭和9年(1934)11月)

タイトル 著者
表紙絵(日向ぼこ)
題字 横山大観
扉絵(果実) 落合朗風
口絵原色版
帝展出品に因む素描
展覧会出品写真版
スケッチ写真版
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第10巻12号(昭和9年(1934)12月)

タイトル 著者
表紙(冬暄) 堂本印象
題字 横山大観
扉絵(浅春) 木本大果
口絵原色版・口絵写真版
竹田筆写真版
円山四条派写真版
展覧会出品写真版
古画其他写真版
温習会舞台背景
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第11巻(昭和10年(1935)1月~12月)

第11巻1号(昭和10年(1935)1月)

タイトル 著者
表紙絵(機声) 川合玉堂
題字 横山大観
扉絵(ひわ) 金島桂華
口絵原色版・口絵写真版
百穂筆写真版
展覧会出品写真版
古画其他写真版
鶴の生態写真版
スケッチ網目凸版
鶴画談片 相見香雨
鶴の話 内田清之助
素人の絵 斎藤隆三
雪の東照宮(短歌) 中河幹子
作画術の研究 塩田力蔵
京のその頃 上村松園
趁春記(絵と文) 望月春江
百穂氏の芸術 添田達嶺
百穂氏の生涯 富樫小兎
舞台装置のこと二三 長谷川伸
風の如くに 中河与一
姓名判断 畑耕一
神宮絵画館観謹記 豊田豊
菅原白龍翁 添田達嶺
画僧棟隠の一遺作 平田六郞
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第11巻2号(昭和10年(1935)2月)

タイトル 著者
表紙絵(浅春) 結城素明
題字 横山大観
扉絵(紅白梅) 宇田荻邨
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
古画其他写真版
スケッチ網目凸版
日本画洋画の弁 石井柏亭
日本画の新しい方向 竹内勝太郞
宗達から受くるもの バーナード・リーチ
飛田周山
画讃について 尾上柴舟
刀剣 小杉放庵
美術人と俳句 田沢田軒
俳句 諸家
朝鮮古美術史跡巡礼 下店静市
画人宮本武蔵 添田達嶺
批評する心 神崎憲一
展覧会批評 斎田素州
紫峰花鳥画集 神崎憲一
高取稚成氏逝く
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第11巻3号(昭和10年(1935)3月)

タイトル 著者
表紙絵(江頭春霞) 川村曼舟
題字 横山大観
扉絵(蔬菜) 水上泰生
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
庭園写真版
極東第一の画 福井利吉郞
庭園写真解説 龍居松之助
日本庭園概説 高橋箒庵
造園と絵画 正木直彦
日本の庭 龍居松之助
林泉雑記 小山大月
支那の庭園 村松梢風
茶道放談 田中親美
床の間と日本画 西川一草亭
床の間 野田九浦
島田雪谷と野口小蘋 添田達嶺
朝鮮古美術史跡巡礼 下店静市
神宮壁画を終りて 北野恒富
神武大帝尊像拝写記 岡山聖虚
永福寺雑記 中川一政
清方と荘八 広瀬熹六
芋銭氏の芸術と嵩谷 田中宇一郞
展覧会批評
帝展改革問題議会質問速記録
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第11巻4号(昭和10年(1935)4月)

タイトル 著者
表紙絵 松林桂月
題字 横山大観
扉絵 池上秀畝
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
院試作・春の青龍展春虹会・小室翠雲個展三人評 添田達嶺・神崎憲一・斎田素州
放心の表情 谷川徹三
美に就ての雑感 武者小路実篤
日本美術雑感 千家元麿
図案と日本画 杉浦非水
赤津にて 富本憲吉
芭蕉と義士の俳句 田沢田軒
画壇閑話 加茂川酔歩
印象氏の信貴山襖絵 神崎憲一
展覧会批評
画壇鳥瞰
展覧会
雑彙
個人消息
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第11巻5号(昭和10年(1935)5月)

タイトル 著者
表紙絵 山口蓬春
題字 横山大観
扉絵 徳岡神泉
口絵原色版・口絵写真版
古名画写真版
故速水御舟遺作集
展覧会出品写真版
古画の鑑賞に就て 溝口禎次郞
華山先生と鄭所南 松林桂月
大阪大茶会記 外狩素心庵
速水御舟氏追悼録
速水御舟君の足跡 安田靫彦
畏友速水御舟君 小林古径
速水の横顔 吉田幸三郞
悲しき追憶記 速水彌子
京都時代の速水君 内貴清兵衞
その頃の生活 小山大月
目黒時代の思ひ出 長谷川昇
少年の日の速水君 田中咄哉州
作品を通じた速水君 菊池契月
速水氏の近作二三 西村五雲
江戸っ児御舟 高沢初風
不取敢の記 神崎憲一
速水御舟画伯略年譜
昔人の桜の歌句 富田溪仙
台湾から 勝田国哲
五号館の昔を語る 添田達嶺
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第11巻6号(昭和10年(1935)6月)

タイトル 著者
表紙絵 小室翠雲
題字 横山大観
扉絵 田中咄哉州
口絵原色版
鉄斎遺作写真版
展覧会出品写真版
帝展よ何処へ行く 添田達嶺
堺時代の鉄斎翁 正木直彦
鉄斎翁に就ての漫草 望月信成
画壇三秀 吉井勇
四十年前の作家回顧 関如来
不易流行 西山翠嶂
南洋を描く 川端龍子
南画展を見て 武者小路実篤
南画院展評 添田達嶺
朝鮮古美術史跡巡礼 下店静市
不動明王 広瀬熹六
展覧会批評
画壇鳥瞰
展覧会
雑彙
個人消息
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第11巻7号(昭和10年(1935)7月)

タイトル 著者
表紙絵 小杉放庵
題字 横山大観
扉絵 永田春水
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
書道と画道 工藤壮平
書画道一致論 今井爽邦
西洋画と日本画 川島理一郞
絵画協会の最盛期 関如来
九州人荒木十畝 神崎憲一
元禄頃の小袖文様 吉田堯文
和光院の不動明王 木村武山
歴史画の復興 豊田豊
展覧会批評
帝国美術院改組顛末日記
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第11巻8号(昭和10年(1935)8月)

タイトル 著者
表紙絵 川端龍子
題字 横山大観
扉絵 松本姿水
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
六甲山 村上華岳
能地 田中咄哉州
個展時代 神崎憲一
個展論 鏑木清方
個展自弁 川端龍子
好き勝手な個展 土田麦僊
個展は難しい 村上華岳
自らを歌ふ(短歌) 梶原緋佐子
個展雑感 岡田三郞助
一人展私観 津田青楓
個展漫筆 藤井浩祐
個展の収獲 福田平八郞
個展を顧みて 伊東深水
絵画協会の最盛期 関如来
寬快、寬畝、十畝 添田達嶺
備後の帝釋峡へ 小早川秋聲
展覧会批評
清方氏の舞台装置 豊田豊
竹内勝太郞の死 榊原紫峰
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・川端龍子・土田麦僊・福田平八郞・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・梶原緋佐子・安田半圃

第11巻9号(昭和10年(1935)9月)

タイトル 著者
表紙絵 菊池契月
題字 横山大観
扉絵 望月春江
口絵原色版・口絵写真版
僧画写真版
展覧会出品写真版
坊さんの絵に就て 正木直彦
白隠師弟の絵事 森大狂
良寬の書について 相馬御風
良寬和尚を尋ねて 横尾翠田
画僧風外 添田達嶺
香積寺風外禅師 高橋竹迷
仙厓の絵に就て 安達荒村
龍泰寺仏乗禅師 高橋竹迷
僧画の真骨頂 神崎憲一
日本画壇回顧四十年 関如来
伝統礼讃 藤田嗣治
わすれぬもの 長谷川時雨
橋本左内先生の肖像 島田墨仙
さんいんの海岸 池田遙邨
展覧会批評
長唄の一蝶と歌麿 高沢初風
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第11巻10号(昭和10年(1935)10月)

タイトル 著者
表紙絵 福田平八郞
題字 横山大観
扉絵 池田遙邨
口絵原色版・口絵写真版
速水御舟遺作写真版
展覧会出品写真版
絵画と建築 佐藤功一
五味子と墨の話 沖野岩三郞
藤原時代に美を求めて 吉村忠夫
金地彩色絵に就て 山下新太郞
壁画模写回想 荒井寬方
身辺雑感 斎藤素巌
新秋感傷 松本姿水
猿投神社の鎧 前田青邨
橋本雅邦と川端玉章 関如来
寬快、寬畝、十畝 添田達嶺
利根出水所見(俳句) 小川芋銭
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第11巻11号(昭和10年(1935)11月)

タイトル 著者
表紙絵 伊東深水
題字 横山大観
扉絵 永田春水
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
現代の日本画 福井利吉郞
橋本雅邦と川端玉章 関如来
日本画と西洋画 安井曾太郞
佗び寂びの絵 里見勝蔵
山麓月夜(短歌) 杉浦翠子
偶感二則 石井柏亭
平福百穂先生を憶ふ(短歌) 中河幹子
写生 中村丘陵
私の日課 北村西望
好きといふのみ 土師清二
安々園楽々荘閑話 邨田丹陵
帰郷小感 勝田蕉琴
海辺小景 永田春水
富士登山二十句(俳句) 野田九浦
神代の古寺 田中宇一郞
播州人松岡映丘 神崎憲一
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第11巻12号(昭和10年(1935)12月)

タイトル 著者
表紙絵 荒木十畝
題字 横山大観
扉絵 勝田蕉琴
口絵原色版・口絵写真版
瀬戸内海探勝図写真版
展覧会出品写真版
故きを温ねて 溝口禎次郞
台湾風物ところ[ドコロ] 荒木十畝
弓と絵 堅山南風
画境私語 太田聴雨
挿絵に就て 邦枝完二
飼鳥閑談 水上泰生
仏像・絵画の発見 木村武山
映画「かぐや姫」のこと 服部有恒
肥後に於ける雲谷派矢野吉重と其の一門 添田達嶺
秋田派南蛮絵に就て 竹内梅松
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第12巻(昭和11年(1936)1月~12月)

第12巻1号(昭和11年(1936)1月)

タイトル 著者
表紙絵(初霞) 川合玉堂
題字 横山大観
扉絵 池上秀畝
口絵原色版 小林古径・伊東深水
口絵写真版
水風清(高島屋新作画展) 竹内栖鳳
返照(東京会新作画展) 川合玉堂
皇后冊立(明治神宮壁画) 菅楯彦
翺翔開雲(献上屏風) 堂本印象
勤王画人特集写真版
展覧会出品写真版
古画写真版
湯泉第一楼夜話 竹内栖鳳
身辺閒談 小川芋銭
勤王画人略伝 添田達嶺
草雲先生の芸術境 小室翠雲
勤王の画家菊池容斎 結城素明
崋山先生の画業 松林桂月
藤田小四郞の画蹟 斎藤隆三
頼山陽の画筆一抹 木崎好尚
杏所と東湖 池上秀畝
武田耕雲斎のこと 高橋皞
老龍庵星巌先生 飯塚鵜涯
一蕙斎浮田可為先生 森村宜稲
藤本鉄石の一挿話 古川北華
村山半牧のこと 横尾翠田
文麟・鉄斎・寬斎 神崎憲一
杏所、耕雲斎、小四郞 竹内原風
初春(短歌) 柳原燁子
始興・何帛其他 添田達嶺
舞妓のことなど 中澤弘光
酒と凧 牧野虎雄
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第12巻2号(昭和11年(1936)2月)

タイトル 著者
表紙絵(家兎絹本尺八横) 竹内栖鳳
題字 横山大観
扉絵(臘梅小禽) 永田春水
口絵原色版・口絵写真版
霜霽(三越日本画展) 結城素明
鳩(三越日本画展) 松林桂月
鴛鴦髷(三越日本画展) 上村松園
観音(松島画舫新作画展) 村上華岳
宇治晴雲(松島画舫新作画展) 小野竹喬
展覧会出品写真版
古画写真版
雪国旅情 川合玉堂
銀閣寺の庭園 五十嵐力
雪を描く 辻永
身辺雑感 小村雪岱
熱田神宮遷座祭(和歌) 森村宜稲
橋本雅邦 関如来
是真の魚類図 西沢笛畝
光琳筆扇面散し屏風 大森富平
罪の画家懐月堂安度 添田達嶺
新歴史画の提唱 河野桐谷
不断帖 中河与一
金原省吾
散木会のはなし 畑耕一
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第12巻3号(昭和11年(1936)3月)

タイトル 著者
表紙絵(春、絹本二尺横物) 上村松園
題字 横山大観
扉絵(雛) 西沢笛畝
口絵原色版
古今閨秀画人特集写真版
汀(六潮会第五回展) 山口蓬春
虎杖(個展) 小杉放庵
展覧会出品写真版
松園女史讃頌 神崎憲一
女雪信の話 添田達嶺
大雅堂夫人玉瀾女史 人見少華
文晁夫人幹々女史 佐竹永陵
江馬細香と梁川紅蘭 添田達嶺
立原春沙女史 飛田周山
斎藤香玉のことども 竹内原風
奥原晴湖について 藤懸静也
私の母野口小蘋 野口小蕙
伯母跡見花蹊のこと 跡見泰
河崎蘭香と栗原玉葉 野田九浦
愛の画家池田蕉園 荒井寬方
閨秀作家の道 神崎憲一
門人を語る
現代閨秀作家概観 神崎憲一
現代閨秀作家概観 大森富平
現代閨秀作家概観 豊田豊
古今閨秀画人略伝 松の里人
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第12巻4号(昭和11年(1936)4月)

タイトル 著者
表紙絵(早春流、絹尺八横) 山口蓬春
題字 横山大観
扉絵(山吹小禽) 堅山南風
口絵原色版・口絵写真版
帝展全出品写真版
古画写真版
入江為守子筆「夏夕」「曲水」
新帝展の一大収穫 溝口禎次郞
帝展所感 長谷川如是閑
帝展総観 紀淑雄
新帝展「門外観」 宇野浩二
改組と帝展型 川路柳虹
新帝展に対する肯定的見解と否定的見解 横川毅一郞
感想と短評 黒田鵬心
帝展入選画の中から 金井紫雲
帝展の欲しい作品二つ 本山豊実
帝展の三作品 関長次郞
橋本雅邦 関如来
日本画と西洋画 硲伊之助
東洋画の材料に就て 安宅安五郞
日本画の描線に就て 広瀬憙六
美の追求 武者小路実篤
鯉の思ひ出 五十嵐力
踊りを見ながら感じたこと 谷川徹三
紀楳亭の画蹟に就て 望月信成
琉球の画家呉著温 比嘉朝健
逝ける入江為守子 添田達嶺
石川寒巌氏逝く 斎田素州
大阪美術展批評 大森富平
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第12巻5号(昭和11年(1936)5月)

タイトル 著者
表紙絵(新月絹尺八横) 橋本関雪
題字 横山大観
扉絵(鯉紙二尺横) 橋本静水
口絵原色版・口絵写真版
吉野春風(春虹会第二回展) 富田溪仙
猫(春虹会第二回展) 金島桂華
春宵(春虹会第二回展) 上村松園
青白梅雀(第三回日本画個展) 津田青楓
酒顚童子絵巻(ノ内五図) 狩野孝信
展覧会出品写真版
古実家の立場より見た歴史画及歴史画家 関保之助
武者絵雑感 松岡映丘
鎧の美に就いて 前田青邨
武者絵の名作 服部有恒
鎧直垂のこと 伊東紅雲
武者絵と小掘先生 小山栄達
酒顚童子絵巻考 秋山光夫
古今の画龍 市村瓉次郞
かつしか栄女 山口林治
十市石谷に就て 添田達嶺
巨然筆溪山蘭若図巻 原田尾山
主題応答 川端龍子
陶器に寄する言葉 田辺至
展覧会批評
紀先生の思ひ出 仲田勝之助
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第12巻6号(昭和11年(1936)6月)

タイトル 著者
表紙絵(紫陽花絹尺八横) 富田溪仙
題字 横山大観
扉絵(漁閑紙尺五横) 酒井三良
口絵原色版・口絵写真版
午涼(個展) 小室翠雲
丹頂鶴(踏青会第二回展) 榊原紫峰
緑雨(踏青会第二回展) 小川芋銭
海風(踏青会第二回展) 大智勝観
餌(九皐会第二回展) 奥村土牛
展覧会出品写真版
展覧会の過去及将来 正木直彦
正道を行く芸術 野田九浦
潮岬と室戸崎 藤島武二
画家と筆 島田墨仙
身辺雑感 香取秀真
牡丹を写す 石崎光瑤
地方色的なものゝ再吟味 加藤信也
大口代議士の質問とそれに対する感想 田沢田軒
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第12巻7号(昭和11年(1936)7月)

タイトル 著者
表紙絵(婦女 絹尺五横) 中村大三郎
題字 横山大観
扉絵(桔梗 紙二尺横) 木本大果
口絵原色版・口絵写真版
故土田麦僊遺作集
展覧会出品写真版
麦僊君の苦学時代 石崎光瑤
土田君を憶ふ 田中喜作
噫土田君 西山翠嶂
土田君の死 榊原紫峰
平明の天才土田君 村上華岳
麦僊兄を憶ふ 小野竹喬
土田麦僊君を憶ふ 大原孫三郞
巨人地に墜つ 西村五雲
しのぶぐさ 鏑木清方
二つの面 菊池契月
麦僊の急逝を惜む 梅原龍三郞
土田さんの芸術 上村松園
その人と作品 神崎憲一
麦僊氏を偲ぶ 添田達嶺
終焉記 土田千代子
土田麦僊氏略年譜
梅雨吟行(句画) 川合玉堂
橋本雅邦 関如来
盲人の世界 川島理一郞
花鳥画十年 山口蓬春
下村さんの若い頃 木村武山
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第12巻8号(昭和11年(1936)8月)

タイトル 著者
表紙絵(百合 絹二尺横) 中村岳陵
題字 横山大観
扉絵(葡萄 絹尺五横) 三輪晁勢
口絵原色版・口絵写真版
故富田溪仙遺作集
展覧会出品写真版
理想主義者富田君 横山大観
富田も死んだ 内貴清兵衛
富田溪仙氏のこと 吉江喬松
噫富田君 西村五雲
富田さんの思ひ出 福田平八郞
クロオデル・溪仙の交遊 山内義雄
観世音(詩) 富田溪仙
燕巣楼今昔譚 加茂川酔歩
卅余年前の片影 飛松甚吾
ありし日の溪仙画伯 辻本和一
一盲撫象記 神崎憲一
苦学時代の富田先生 佐藤梅軒
溪仙先生追憶 河原田平助
魂を牽引する力 増井栄
家系や少年時代 藤子刀自
富田溪仙氏略年表
「曲亭馬琴」の思ひ出 鏑木清方
処女作「のどか」の事 伊東深水
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第12巻9号(昭和11年(1936)9月)

タイトル 著者
表紙絵(牽牛花 絹尺八横) 伊東深水
題字 横山大観
扉絵 松本姿水
口絵原色版・口絵写真版
北海道写生写真版
展覧会出品写真版
水墨画のこと 正木直彦
水墨画に就て 川合玉堂
破墨山水 溝口禎次郞
北宗墨画の一源流 相見香雨
墨のはなし 小杉放庵
水墨山水画私観 飛田周山
修業道としての水墨画 大智勝観
私の水墨画に就て 近藤浩一路
身辺雑感 奥村土牛
箱根にて(俳句) 川合玉堂
漆絵のはなし 山村耕花
その後の南蛮もの 長野草風
松霞安田翁の深秀園 市嶋春城
美術記者の頃 松原寬
芝居絵雑感 河竹繁俊
花鳥画に就て 吉田秋光
装飾画といふこと 高木保之助
維新志士遺墨展 添田達嶺
吾妻溪谷を行く 田中宇一郞
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第12巻10号(昭和11年(1936)10月)

タイトル 著者
表紙絵(紅粧美絹二尺横) 川端龍子
題字 横山大観
扉絵(秋趣 紙尺四横) 落合朗風
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
故富田溪仙遺作補遺
風土と美術 荒木十畝
非常時の野展概観 神崎憲一
各新聞の院展・青龍展・明朗展評
ボストンに於ける天心先生の思ひ出 六角紫水
東京美校紛擾事件 関如来
日本南画院解散後に 矢野橋村
新説乞食月僊 杉浦冷石
印象氏の三宝院襖絵 神崎憲一
青樹社第三回展 杉浦冷石
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第12巻11号(昭和11年(1936)11月)

タイトル 著者
表紙絵(秋晴 絹尺八横) 荒木十畝
題字 横山大観
扉絵(朝 紙尺五横) 田中咄哉州
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
展覧会雑感 高田早苗
加筆 林癸未夫
身辺雑感 和田英作
新文展概観 神崎憲一
各新聞の新文展招待展評
浦の秋(句と画) 川合玉堂
新文展総観図 豊田豊
各新聞の新文展鑑査展評
風俗偶感 島田墨仙
風俗画について 伊東深水
探幽の墓所を繞って 狩野探道
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第12巻12号(昭和11年(1936)12月)

タイトル 著者
表紙絵(菊池次郞 絹二尺横) 松岡映丘
題字 横山大観
扉絵(山茶花 紙尺八横) 永田春水
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
清津峡谷黒岩の險 堅山南風
二居新道より見たる溪谷の奥 堅山南風
書と画 中村不折
硬質作画術 塩田力蔵
中京三傑会略評 高橋箒庵
隆能源氏の顔合せ 杉浦冷石
白河楽翁公 添田逹嶺
初転法輪寺の壁画 野生司香雪
琉球の肖像画と其進展 比嘉朝健
清津峡谷を探ねて 堅山南風
舞踊画に就て 山川秀峰
東京美校紛擾事件 関如来
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第13巻(昭和12年(1937)1月~12月)

第13巻1号(昭和12年(1937)1月)

タイトル 著者
表紙絵(田家早梅白金紙尺八) 西山翠嶂
題字 横山大観
扉絵(松に小禽紙尺五横) 堅山南風
口絵原色版・口絵写真版
古今余技画特集写真版
展覧会出品写真版
余技画の妙趣 正木直彦
松平春嶽公と私の父 島田墨仙
山内容堂侯の絵 池上秀畝
大院君の絵の話 添田達嶺
大石良雄の絵事 安達荒村
画人江川太郞左衛門 添田達嶺
先代団十郞の日本画 市川三升
美術・工芸家の余技画 破竹翁如来
佐久間象山と秋月古香 一記者
余技の日本画 川崎克
日本画観 朝倉文夫
日本画の楽しみ 北村西望
私の日本画 建畠大夢
日本画を描く 藤井浩祐
日本画私観 藤田嗣治
日本画のこと 富本憲吉
宮本武蔵の絵に就いて 添田達嶺
新春雑感 溝口禎次郞
日本民族性と美術 西村真次
述懐(詩と画) 児玉希望
芸術に現はれたる牛 金井紫雲
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第13巻2号(昭和12年(1937)2月)

タイトル 著者
表紙絵(山ふところ絹二尺横) 川合玉堂
題字 横山大観
扉絵(冬閑紙尺二横) 酒井三良
裏表紙絵(蒲公英紙尺五横) 木本大果
口絵原色版・口絵写真版
俳画人涼袋特集写真版
展覧会出品写真版
秩父宮同妃両殿下の御下問に答へ奉りて 佐々木嘉太郞
建部涼袋のこと 伊藤松宇
寒葉斎と其遺墨に就て 西村南岳
南蘋派の花鳥画に就て 添田達嶺
ブルーノ・タウト氏の日本画観 岡田俊一
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
尾竹竹坡君と僕 永井久晴
展覧会批評
財産税の芸術に及ぼす影響 正木直彦
美術協会の二元老逝く 添田達嶺
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第13巻3号(昭和12年(1937)3月)

タイトル 著者
表紙絵(王献之絹二尺横) 島田墨仙
題字 横山大観
扉絵(加茂の尭絹尺三横) 池田遙邨
裏表紙絵(樫鳥) 徳岡神泉
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
熱海梅園にて 小室翠雲
たなご釣(絵と句) 伊東深水
獅子頭、増長天の鬼 奥村土牛
琉球の石彫刻九種
加茂人形四種
御所人形裸童四態
絵画と文学 本間久雄
最近の制作と日本画 高間惣七
画人と教養 添田達嶺
琉球の石彫刻に就て 比嘉朝健
破笠と団十郞 杉浦冷石
寺崎広業先生を想ふ 正木直彦
余技三味線 斎藤素巌
普茶礼讃 鈴木吉祐
熱海詠抄(歌) 田口掬汀
人形蒐集二十年 西沢笛畝
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
林檎と雪 豊田豊
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第13巻4号(昭和12年(1937)4月)

タイトル 著者
表紙絵(ほととぎす絹二尺横) 鏑木清方
題字 横山大観
扉絵(杜鵑紙尺五横) 池上秀畝
裏表紙絵(下萌え紙尺六横) 吉田秋光
口絵原色版・口絵写真版
狩野探幽特集写真版
展覧会出品写真版
鍛冶橋家初祖探幽に就て 狩野探道
探幽の書と弘法大師座右銘 田中親美
探幽雑談 相見香雨
都返りの茶人と丸龍屏風 野田九浦
探幽の人間的偉さ 添田達嶺
江月和尚筆探幽斎号記 関如来
探幽縮図に就て 添田達嶺
熱河行を前に 川端龍子
野に住みて 堅山南風
余技漫語 柚木久太
謝赫の六法の独逸譯 青柳正広
東京美校紛擾事件 関如来
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第13巻5号(昭和12年(1937)5月)

タイトル 著者
表紙絵(初夏絹二尺横) 田中咄哉州
題字 横山大観
扉絵(杜若紙尺八横) 永田春水
裏表紙絵(百合紙尺五横) 松本姿水
口絵原色版
展覧会出品写真版
美術家と文化勲章 黒田鵬心
忍冬文様の考察 渡辺素舟
画房閑話 山村耕花
古典への探究 吉田秋光
滑稽な美術愛好者 高沢初風
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
合戦屏風の興味 広瀬憙六
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第13巻6号(昭和12年(1937)6月)

タイトル 著者
表紙絵(けし絹尺八横) 西村五雲
題字 横山大観
扉絵(白雲深処紙尺五横) 小野竹喬
裏表紙絵(島原所見紙尺五横) 池田遙邨
口絵原色版・口絵写真版
帝室博物館壁画写真版
展覧会出品写真版
作風新古 金原省吾
芸術に現れた太陽 金井紫雲
藤原時代の風俗画 吉村忠夫
日本画を描くの弁 中川紀元
洋蘭を描く 川島理一郞
鳥と昆蟲の茶話 畑耕一
東美校紛擾事件 関如来
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
栗山範修氏の事ども
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第13巻7号(昭和12年(1937)7月)

タイトル 著者
表紙絵(北条時宗 絹二尺横) 菊池契月
題字 横山大観
扉絵(千鳥 紙尺八横) 山本倉丘
裏表紙絵(野兎 紙尺五横) 池上秀畝
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
菊池容斎と行誡上人 結城素明
独湛禅師の画蹟 西村南岳
無碍の心境 永井久晴
昨日今日(句信) 金島桂華
落合朗風君の想出 金井紫雲
奇骨落合朗風君 田中咄哉州
朗風さんを憶ふ 川口春波
主人朗風を偲ぶ 落合信子
朗風幼年時代 杉山テフ
朗風少年時代の思出 落合忠三郞
落合朗風制作略年表
美人画その他 邦枝完二
時代意識と漢詩 古川北華
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第13巻8号(昭和12年(1937)8月)

タイトル 著者
表紙絵(晩涼飲馬 絹尺八横) 橋本関雪
題字 横山大観
扉絵(茄子 紙尺八横) 永田春水
裏表紙絵(山辺赤人 絹尺五横) 板倉星光
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
古北口長城線(スケッチ) 川端龍子
承徳喇嘛廟(スケッチ) 川端龍子
楠公訣別図(額面) 荻生天泉
写生に就て 西村五雲
写真と絵画 山口蓬春
風景と樹木 矢沢弦月
花の写生 辻永
熱河行 川端龍子
朝鮮と八瀬大原 西沢笛畝
家を建てる 榊原紫峰
文晁と本教及び麓谷 添田達嶺
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第13巻9号(昭和12年(1937)9月)

タイトル 著者
表紙絵(インコ 絹尺八横) 山口蓬春
題字 横山大観
扉絵(湖辺 紙二尺横) 矢野鉄山
裏表紙絵(牛 紙尺五横) 小松均
口絵原色版
中堅作家特集写真版
展覧会出品写真版
内蒙の日の出 藤島武二
夏花雑感 荒木十畝
日本美術院の創立 関如来
東西の新人 川路柳虹
新人論 下店静市
慢性有名病毒下し 筑紫春三郞
若人点描 辻本和一
北陸ところ[ドコロ] 金島桂華
風景と花鳥 田中咄哉州
身辺雑感 奥村土牛
郷土芸術の事など 酒井三良
舞踊画の生まれる迄 山川秀峰
花鳥画その他 森白甫
若葉の東海道 池田遙邨
伊勢路の春 勝田哲
雑感 吉岡堅二
新日本画の動向 福田豊四郞
わが行く途 上村松篁
人物画を目ざして 三輪晁勢
この頃の感想 三谷十糸子
山を歩く 村島酉一
新らしい絵の立場 杉山寧
雨を待った夏の想出 田之口青晃
師匠の蔭に 加納三楽
私の旅 加藤栄三
旅の修養 木本大果
国芳描く(舞踊台木) 高沢初風
絵画の永遠性 添田達嶺
展覧会批評
画壇鳥瞰
西井敬岳君を憶ふ 玉舎春輝
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第13巻10号(昭和12年(1937)10月)

タイトル 著者
表紙絵原色(月明 絹二尺横) 横山大観
題字 横山大観
扉絵(憩ひ 紙尺八横) 勝田哲
裏表紙絵(飛鴨 紙尺八横) 堅山南風
口絵原色版
展覧会出品写真版
日高アイヌの家外 山村耕花
日高アイヌ室内 山村耕花
湖上雨後 田中咄哉州
北支那の石仏 荒井寬方
アイヌの漆器 山村耕花
山荘漫筆 島田墨仙
釣を楽しむ 伊東深水
南風の「朔風」と土牛の「仔馬」 神崎憲一
各新聞の院展・青龍展・明朗展評
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第13巻11号(昭和12年(1937)11月)

タイトル 著者
表紙絵原色(豊穣 紙尺八横) 堂本印象
題字 横山大観
扉絵(豊秋 紙二尺横) 横尾翠田
裏表紙絵(晩秋 絹尺五横) 三輪晁勢
口絵原色版
展覧会出品写真版
日本画に於る戦争画 松岡映丘
支那断片 小杉放庵
戦争と絵画 広瀬憙六
文展の日本画に寄す 川崎克
各新聞の文展評
好きなこと二三 川合玉堂
支那の古工芸 香取秀真
飛騨の竹籠其の他 長野草風
日本美術院第一回展 関如来
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第13巻12号(昭和12年(1937)12月)

タイトル 著者
表紙絵原色(深秋 絹尺八横) 八木岡春山
題字 横山大観
扉絵(雪山遊鹿) 飛田周山
裏表紙絵(鳩) 岩田正巳
口絵写真版
展覧会出品写真版
越後燕背後惣瀑之景 堅山南風
栗子隧道十二景ノ内苅安洞内 菅原白龍
瀧之沢石橋 菅原白龍
栗子隧道東面 菅原白龍
関場籠巌 菅原白龍
跋文 菅原白龍
長井雲坪
長井雲坪
ふれ太鼓 淡島椿岳
雪中花鳥図 章聲
雪中花鳥図模写 殷元良
外壕の鳥(真雁と菱喰、カルガモの群、ユリカモメ、鵜、カイツブリ)
古鐔二図(刀匠物、甲冑師物)
事変と美術雑感 内ヶ崎作三郞
支那文化より観たる時事雑感 市村瓚次郞
本音を聞く 大智勝観
若い人達の仕事 広島晃甫
画房断感 高木保之助
外濠の鳥 内田清之助
古鍔の鑑賞に就て 桑原羊次郞
栗子隧道献上画冊 添田達嶺
章聲筆雪中花鳥画 比嘉朝健
雲坪の動物画 丸山良策
淡島椿岳のことども 竹内梅松
日本美術院第一回展 関如来
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第14巻(昭和13年(1938)1月~12月)

第14巻1号(昭和13年(1938)1月)

タイトル 著者
表紙絵原色(渡頭の春紙尺九横) 川合玉堂
題字 横山大観
扉絵(虎絹尺八横) 荒井寬方
裏表紙絵(航子絹尺八横) 森白甫
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
梅花書屋 広瀬台山
風雨競渡 広瀬台山
陽明洞 広瀬台山
熱海写生巻ノ内 広瀬台山
琴響画冊 広瀬台山
梅亭遠望 広瀬台山
雨中猛虎図 風外禅師
香積寺
古鐔九図
ものゝあはれ断片 松岡映丘
古典と自分 川端龍子
古典と現代 中村岳陵
水虎画人芋銭 神崎憲一
作麼生魯山人 神崎憲一
河童の話その他 小川芋銭
朝鮮遊記 山村耕花
東洋の虎 渡辺素舟
香積禅寺虎物語 杉浦冷石
古鐔の鑑賞に就て 桑原羊次郞
広瀬台山 広瀬哲士
広瀬台山の遺墨に就て 西村南岳
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
北支戦線より(絵と文) 小早川秋聲
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第14巻2号(昭和13年(1938)2月)

タイトル 著者
表紙絵原色(草萌え絹尺五横) 竹内栖鳳
題字 横山大観
扉絵(冬山絹尺八横) 福田豊四郞
裏表紙絵(竹馬絹尺八横) 伊東紅雲
口絵原色版
展覧会出品写真版
十六羅漢図(十六幅ノ内) 観三法師
観三法師
山水図 観三法師
観三法師
水鏡観音図 観三法師
古武装一夕話 菊池契月
はやりかぜ 鏑木清方
風景を語る 飛田周山
工房閑談 藤井浩祐
支那へ支那へ 藤田嗣治
大阪より 青木大乗
江南の戦線より(絵と文) 田中案山子
椿花 吉田堯文
展観よ何処へ行く 南野菜苦子
最近の鑑賞界を観る 豊田豊
観三法師の墨戯 桑原双蛙
日本書会四十年回顧 添田達嶺
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
希望氏作浪曲大楠公
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第14巻3号(昭和13年(1938)3月)

タイトル 著者
表紙絵原色(春絹二尺横) 田中咄哉州
題字 横山大観
扉絵(椿小禽絹尺八横) 森守明
裏表紙絵(鶉、絹尺八横部分) 山本倉丘
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
山帰来小禽 俵屋宗達
野老飼馬 与謝蕪村
古鐔十二図
武将と美術 正木直彦
戦争と日本画 黒田鵬心
犢を飼った話その他 西村五雲
動物画雑感 金井紫雲
雪中珍客 相馬御風
水墨の永井久晴氏 広瀬憙六
入江波光論 横川毅一郞
古鐔の鑑賞に就て 桑原羊次郞
関如来君の思ひ出 塩田力蔵
関如来氏を偲ぶ 添田達嶺
関さんが到頭 神崎憲一
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展観よ何処へ行く 南野菜苦子
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第14巻4号(昭和13年(1938)4月)

タイトル 著者
表紙絵原色(芽春絹尺八横) 郷倉千靱
題字 横山大観
扉絵(梨花絹尺八横) 松本姿水
裏表紙絵(踊り部分絹尺五横) 北野恒富
口絵原色版・口絵写真版
故松岡映丘遺作集
展覧会出品写真版
故松岡映丘追悼
小野竹喬論 横川毅一郞
展観よ何処へ行く 南野菜苦子
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
大場鎮にて(絵と文) 小松均
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第14巻5号(昭和13年(1938)5月)

タイトル 著者
表紙絵原色(遅日絹二尺横) 堅山南風
題字 横山大観
扉絵(驟雨紙尺五横) 水田竹圃
裏表紙絵(蝦籠絹二尺横) 橋本静水
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
蒙古行を前に 川端龍子
北支行の言葉 川島理一郞
花卉雑稿 辻永
浪を描く 堅山南風
制作雑感 田中咄哉州
現画壇の人々と書 外狩素心庵
美術家旧宅の想ひ出 添田逹嶺
小杉放庵論 横川毅一郞
川崎克氏の陶芸画技 神崎憲一
大阪京都陽春画壇譜 豊田豊
関西行 広瀬憙六
展観よ何処へ行く 南野菜苦子
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第14巻6号(昭和13年(1938)6月)

タイトル 著者
表紙絵原色(八仙花絹尺八横) 山口蓬春
題字 横山大観
扉絵(青楓若鮎絹尺八横) 高木保之助
裏表紙絵(御所人彩絹尺五横) 西沢笛畝
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
訪録挿絵ノ内四図 渡辺崋山
日本画に就ての断片 武者小路実篤
削去 金原省吾
動画促成の問題 塩田力蔵
宝相華文様の考察 渡辺素舟
酒と野球 牧野虎雄
堂本印象論 横川毅一郞
崋山尽忠報恩の意気 杉浦冷石
清籟書屋余適 古川北華
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展観よ何処へ行く 南野菜苦子
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第14巻7号(昭和13年(1938)7月)

タイトル 著者
表紙絵原色(碧山鵠絹尺八横) 石崎光瑤
題字 横山大観
扉絵(紫陽花紙尺八横) 小林観爾
裏表紙絵(松黄鶺鴒、部分) 福田翠光
口絵原色版
展覧会出品写真版
上海戦線スケッチ 藤島武二
西湖所見 藤島武二
雲崗石仏寺 川端龍子
琴棋書画之図 狩野昌運
中支戦線雑感 藤島武二
蒙彊雑記 川端龍子
高千穂峰 青木大乗
京都美術俱楽部創立三十周年祝賀茶会記 川崎克
狩野昌運と其遺作 添田逹嶺
田原幽褻以後の崋山 杉浦冷石
清籟書屋余適 古川北華
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展観よ何処へ行く 南野菜苦子
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
小曲女十二姿 伊東深水
カット 小室翠雲・池上秀畝・榊原紫峰・田中咄哉州・安田半圃

第14巻8号(昭和13年(1938)8月)

タイトル 著者
表紙絵原色(残月絹二尺横) 小野竹喬
題字 横山大観
扉絵(ほたる絹尺八横) 中村貞以
裏表紙絵(瓜、紙尺八横部分) 川崎小虎
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
国宝那智瀧図 巨勢金岡
瀧山水図 芸阿彌
春日権現験記絵巻中ノ小袿姿御物(模写)
平家納経見返し中ノ物具姿国宝(模写)
時局と花鳥画 荒木十畝
能登の旅(絵と句) 川合玉堂
初夏の蔦温泉 内田清之助
北京雑記 川島理一郞
水を描く 中村岳陵
画室の感想 伊東深水
古名画の女装に就て 河鰭実英
東洋芸術と瀑布 金井紫雲
清籟書屋余適 古川北華
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第14巻9号(昭和13年(1938)9月)

タイトル 著者
表紙絵原色(清夏絹尺八横) 山本倉丘
題字 横山大観
扉絵(遊鯉紙尺八横) 木本大果
裏表紙絵(茄子) 土田麦僊
口絵原色版
肖像画特集写真版
展覧会出品写真版
肖像画特集
玉堂邸を詠む 高橋桂二
素人の絵画観 青柳瑞穂
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
渡辺公観君を悼む 広田百豊
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第14巻10号(昭和13年(1938)10月)

タイトル 著者
表紙絵原色(秋興紙尺七横) 西山翠嶂
題字 横山大観
扉絵(湯の宿紙尺六横) 田中咄哉州
裏表紙絵(秋果紙尺五横) 津田青楓
口絵原色版
展覧会出品写真版
日本美術院第廿五回展評
青龍社第十回記念展評
明朗美術第五回記念展評
時局下の美術雑感 結城素明
長野草風
制作雑記 奧村土牛
深水邸を訪ふ 高橋桂二
近頃の感想 藤井浩祐
美術と戦争 中川紀元
新凉小話 畑耕一
独山老師の片鱗 木村棲雲
金島桂華論 横川毅一郞
赤目渓谷(絵と句) 小野竹喬
各新聞の院展・青龍展・明朗展評
展覧会批評
画壇鳥瞰
成吉思汗(舞踊台本) 高沢初風
西村五雲氏急逝 神崎憲一
森村宜稲氏逝く 添田逹嶺
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第14巻11号(昭和13年(1938)11月)

タイトル 著者
表紙絵原色(宇津の山絹二尺横) 松本一洋
題字 横山大観
扉絵(紅葉双禽絹尺八横) 山本倉丘
裏表紙絵(公時絹二尺横部分) 岩田正巳
口絵原色版
高原の秋(絹尺八横) 児玉希望
口絵写真版
展覧会出品写真版
第二回文展評
玉堂の作品其他 本間久雄
Lion・唐獅子・狛犬考 渡辺素舟
小杉放庵邸を訪ねて 高橋桂二
陶器漫語 山村耕花
支那へ行く気持 伊東深水
文展の人形批判と希望 西沢笛畝
画室余語 田中咄哉州
制作雑記 高木保之助
文展前後 森白甫
各新聞の文展評
素人の観た展覧会 正宗白鳥
清籟書屋余適 古川北華
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第14巻12号(昭和13年(1938)12月)

タイトル 著者
表紙絵原色(冬暖紙二尺横) 山口華楊
題字 横山大観
扉絵(山茶花絹尺八横) 勝田蕉琴
裏表紙絵(千鳥絹尺二竪部分) 高木保之助
口絵原色版
西村五雲遺作集
展覧会出品写真版
高野山大塔内壁装飾画八図 堂本印象
西村五雲追悼
小室翠雲邸を訪ふ 高橋桂二
本年の回顧 川端龍子
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
清籟書屋余適 古川北華
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第15巻(昭和14年(1939)1月~12月)

第15巻1号(昭和14年(1939)1月)

タイトル 著者
表紙絵原色(朝寒絹尺八横) 川合玉堂
題字 横山大観
扉絵(朝陽映島絹尺八横) 矢沢弦月
裏表紙絵(柚子絹尺五横) 山村耕花
口絵原色版
展覧会出品写真版
臥虎 西村五雲
北畠顕家卿像 池上秀畝
松ニ芙蓉ノ図 狩野光信
秋草群鷺図 智積院蔵
明治天皇と美術 渡辺幾治郞
古画の精神 溝口禎次郞
松林桂月邸訪問記 高橋桂二
本統の絵 安達謙蔵
心構へ 星島二郞
画家と展覧会 新居格
紫禁城 正木直彦
北京で観た支那画 川崎克
光信を称へる 沢田牛麿
小宅二軒家(絵と文) 三橋武顕
五雲と云ふ人 神崎憲一
木島桜谷氏を憶ふ 神崎憲一
逝ける高田早苗博士 添田達嶺
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第15巻2号(昭和14年(1939)2月)

タイトル 著者
表紙絵原色(椿絹尺八横) 山口蓬春
題字 横山大観
扉絵(春庭紙尺九横) 根上富治
裏表紙絵(花籠絹尺二竪) 津田青楓
口絵原色版
小川芋銭遺作集
展覧会出品写真版
三番叟 西村五雲
絵事夜話 竹内栖鳳
雑感 藤島武二
質画 荒木十畝
機上礼讃 北村西望
陶器偶感 沢田宗山
フジヤマ(絵と文) 田中咄哉州
芋銭翁の手紙 斎藤隆三
珊瑚会時代の小川芋銭さん 川端龍子
平民新聞時代の小川芋銭先生 添田達嶺
芋銭先生断面 外狩素心人
追憶 酒井三良
芋銭先生から直接聞いたことの二三 池田龍一
芋銭先生の御手紙 沢田竹治郞
丹波に於ける芋銭翁 西山泊雲
色々の思ひ出 未亡人
父の肖像 小川倩葭
祖父の思ひ出 弓削素一
小川芋銭制作略年表
益田孝翁のこと 田中親美
五雲と云ふ人 神崎憲一
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
揺れる京都画壇 豊田豊
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第15巻3号(昭和14年(1939)3月)

タイトル 著者
表紙絵原色(薫芳図 絹尺八横) 川端龍子
題字 横山大観
扉絵(松ニ連雀絹尺八横) 水上泰生
裏表紙絵(立雛絹尺八横) 西沢笛畝
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
厚和所見 吉岡堅二
駱駝 福田豊四郞
日本画の過去と将来 長谷川如是閑
日本画に於ける「自然」 本庄可宗
分類からの抑制 塩田力蔵
寸感 佐藤俊子
肖像画の苦心 島田墨仙
近頃の感想 中村岳陵
画室雑記 八木岡春山
えにし 望月春江
従軍報告対談会 吉岡堅二・福田豊四郞・三輪鄰
五雲と云ふ人 神崎憲一
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
川崎克氏の議会美術問答
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第15巻4号(昭和14年(1939)4月)

タイトル 著者
表紙絵原色(薫風絹二尺横) 小室翠雲
題字 横山大観
扉絵(ふぢ花紙尺五横) 池上秀畝
裏表紙絵(藤屋伊左衛門絹尺八横) 山川秀峰
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
霊山の北畠顕家卿 荻生天泉
雲海の日の出 川島理一郞
観音山より広東大観 川島理一郞
横井金谷筆四図
古画鑑賞花鳥画に就て 田中一松
日本精神と日本画 添田達嶺
線と象徴 金原省吾
日本美術に現れた桜 田中一松
娘の日本画 朝倉文夫
人の問に答ふ 児玉希望
広東から帰って 川島理一郞
伊豆雑記 田中咄哉州
奥村土牛論 広瀬憙六
近藤浩一路とゴルフ 邦枝完二
斧行者法印金谷 杉浦冷石
為恭のことゞも 竹内梅松
永平寺宝蔵の書画 高橋竹迷
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
長唄現代画聖三部作 高沢初風
伊東紅雲氏逝く 添田達嶺
加藤英舟氏の訃 神崎憲一
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第15巻5号(昭和14年(1939)5月)

タイトル 著者
表紙絵原色(牡丹 絹二尺横) 田中咄哉州
題字 横山大観
扉絵(巣立ち 紙二二横) 永田春水
裏表紙絵(和気清麿 絹尺三竪部分) 小山栄逹
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
飯塚琅玕斎氏製作の花籃五種
蓮花の写生に就て古画鑑賞 田中一松
日本精神と日本画 添田逹嶺
絵画の時代性 川路柳虹
健康なる文化の創造へ 石井柏亭
中支行を前に 川端龍子
生のまゝに 小倉遊亀
画室の中から 山川秀峰
竹とその芸術 飯塚琅玕斎
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
趣味の人伊東紅雲 金井紫雲
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第15巻6号(昭和14年(1939)6月)

タイトル 著者
表紙絵原色(松韻 絹二尺横) 松林桂月
題字 横山大観
扉絵(百合花 絹尺八横) 楳崎朱雀
裏表紙絵(飛燕 牛折部分) 八木岡春山
口絵原色版・口絵写真版
肇国創業絵巻
牡丹図 高桐院蔵
牡丹図 知恩院蔵
元賀筆 花籠図 守尾孝蔵氏蔵
毛益筆 葵花麝香猫図 原三溪氏蔵
毛益筆 萱草狗子図 原三溪氏蔵
毛益筆 葵花麝香猫図 団琢磨氏蔵
毛益筆 鳳仙花狗子図 益田太郞氏蔵
山楽筆 牡丹襖絵部分大覚寺蔵
右京進筆 牡丹図 柏倉九左衛門氏蔵
周林筆 蜀葵図 帝室博物館蔵
展覧会出品写真版
牡丹と葵花古画鑑賞 田中一松
日本芸術に於ける指導精神 藤懸静也
和歌と蒔絵の関係に就いて 吉野富雄
水郷写生行 斎田素州
白牡丹を写生して丈山を憶ふ 小室翠雲
山を描く 安井会太郞
土佐、狩野派の軋轢 添田逹嶺
幽霊画を漁る話 畑耕一
鉄線かづら 長谷川時雨
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第15巻7号(昭和14年(1939)7月)

タイトル 著者
表紙絵原色(瑠璃鶲 絹尺八横) 金島桂華
題字 横山大観
扉絵涼み(絹尺八横) 勝田哲
裏表紙絵原色(妓生 紙小品) 山川秀峰
口絵原色版・口絵写真版
青瓜図 根津嘉一郞氏蔵
群鼠食瓜図 黒田長成侯蔵
玻璃器大豆図 黒田長成侯蔵
筍瓜図 高野山宝珠院蔵
瓜栗鼠図 徳川宗敬伯蔵
青瓜図 近衛文麿公蔵
瓜図 ボストン美術館蔵
展覧会出品写真版
蔬果画に就て古画鑑賞 田中一松
画壇への希望 岡部長景
画人と歌 相馬御風
緑窓漫語 堅山南風
この頃のこと 徳岡神泉
絵と心 榊原紫峰
力の芸術 伊東深水
近時随想 吉田秋光
日本画の技法其他 杉浦非水
彫金家の墨戯 桑原双蛙
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
夜江先生の作品表装 萩原庸禎
展覧会批評
画壇鳥瞰
猪飼嘯谷氏逝く 神崎憲一
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第15巻8号(昭和14年(1939)8月)

タイトル 著者
表紙絵原色(魚虎 紙尺七横) 小杉放庵
題字 横山大観
扉絵(月影 絹尺八横) 荻生天泉
裏表紙絵(鮎 絹尺八横) 横尾翠田
口絵原色版・口絵写真版
蓮蟹図 馬越家蔵
藻魚図 藤堂家旧蔵
伝范安仁筆 穿荇魚蟹図 村山長挙氏蔵
伝苑安仁筆 藻魚図 馬越恭一氏蔵
伝賴菴筆 藻魚図 武藤金太氏蔵
蟹図 清水家蔵
鯉魚図 溝口宗文氏蔵
藻魚図 原三溪氏蔵
展覧会出品写真版
魚蟹図に就て古画鑑賞 田中一松
茶道より見たる現代画 吉田尭文
中支行あれこれ 川端龍子
水三題 菊池契月
京の夏景色 上村松園
蛇籠の記 長野草風
彫金家の墨戯 桑原双蛙
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第15巻9号(昭和14年(1939)9月)

タイトル 著者
表紙絵原色(城棲月京 絹尺八横) 竹内栖鳳
題字 横山大観
扉絵(游狸 絹二尺横) 田之口青晃
裏表紙絵(みのる秋 紙円窓) 酒井三良
口絵原色版
宮本武蔵特集写真版
随筆写真版
展覧会出品写真版
宮本武蔵特集
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第15巻10号(昭和14年(1939)10月)

タイトル 著者
表紙絵原色(小春日 絹二尺横) 山村耕花
題字 横山大観
扉絵(河口 紙二四横) 前田荻邨
裏表紙絵(不動尊 絹尺五部分) 木村武山
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
日本美術院第廿六回展
青龍社第十一回展
明朗美術連盟第六回展
大輪書院第二回展
森守明氏個展
宮崎井南居新作書展
梅軒書廊祇園会展
土井撰美堂祇園会展
白閃社第三回展
福陽美術第十回展
青甲社小品展
丹丘会作品展
樹人社第二回展
歴程美術協会第二回展
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第15巻11号(昭和14年(1939)11月)

タイトル 著者
表紙絵原色(蘆叢 絹尺八横) 児玉希望
題字 横山大観
扉絵(豊秋 絹尺八横秋) 山本倉丘
裏表紙絵(鶏 絹尺八横部分) 菊沢武江
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
第三回文展
岸浪百艸居氏第二回個展
北斗会第一回展
朗峯書塾第九回展
葱青社第一回展
都筑真琴氏第二回個展
平林清輝氏仏画展
衣笠木荘氏個展
尾関栗庵氏文人画展
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第15巻12号(昭和14年(1939)12月)

タイトル 著者
表紙絵原色(千両 絹尺八横) 中村岳陵
題字 横山大観
扉絵(湖畔紙二二横) 筆谷等観
裏表紙絵(上海画信) 伊東深水・酒井三良
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
カット 小室翠雲・池上秀畝・福田平八郞・榊原紫峰・田中咄哉州

第16巻(昭和15年(1940)1月~12月)

第16巻1号(昭和15年(1940)1月)

タイトル 著者
表紙絵原色(雪暁絹尺八横) 川合玉堂
題字 横山大観
扉絵(鶺鴒紙小品) 田中咄哉州
口絵原色版・口絵写真版
支那旅行絵と文
展覧会出品写真版
皇紀二千六百年を迎へて 正木直彦
「龍」その他 川端龍子
東洋の龍 渡辺素舟
青邨氏の舞台美術 高沢初風
幽玄に就いて 金原省吾
蒔絵瑣談 竹内梅松
冬の大同行 川島理一郞
大陸行(俳句) 酒井三良
蘇州の秋 上村松篁
戦後の支那の人達 三輪晁勢
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・田中咄哉州・安田半圃

第16巻2号(昭和15年(1940)2月)

タイトル 著者
表紙絵原色(早春絹二尺横) 川端龍子
題字 横山大観
扉絵(木瓜小禽絹二尺横) 西村卓三
口絵原色版
村上華岳遺作集
展覧会出品写真版
村上華岳追悼
村上華岳画仙を憶ふ 西田天香
片影の一二 入江波光
交友四十年 榊原紫峰
村上君を偲ぶ 小野竹喬
華岳氏の人と芸術との宿命的な繋りに就て 神崎憲一
華岳の家系その他 佳子未亡人
村上華岳語録(遺稿)
玉堂氏の言葉 三輪鄰
剛毅樸訥の風尚を望む 塩田力蔵
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
邨田丹陵氏逝く 添田達嶺
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第16巻3号(昭和15年(1940)3月)

タイトル 著者
表紙絵原色(いちご 絹二尺横) 山口蓬春
題字 横山大観
扉絵(紅梅 絹二尺横) 岩田正巳
口絵原色版・口絵写真版
芋銭遺作展写真版
展覧会出品写真版
日本画と日本人の生活様式 鼓常良
日本画と現代知覚 川路柳虹
鶏を描く 田中咄哉州
個展の前に 郷倉千靱
画室偶感 横尾翠田
番茶坐談 畑耕一
伊東深水 山川秀峰対談会
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
竹田山中人饒舌講義 杉原夷山
正木直彦先生薨去 添田達嶺
田中頼璋氏逝く 添田達嶺
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第16巻4号(昭和15年(1940)4月)

タイトル 著者
表紙絵原色(菖蒲 絹二尺横) 畠山錦成
題字 横山大観
扉絵(春林 絹八尺横) 小野竹喬
口絵原色版
南支那行絵と文
展覧会出品写真版
心と形 田中親美
形似と生動 森口多里
奉祝展その他 藤島武二
北満行を前に 川端龍子
絵と私 井上正夫
浅春雑話 三好達治
正木直彦先生を悼む 川合玉堂
正木校長の憶ひ出 朝倉文夫
正木先生の想ひ出 津田信夫
正木先生と日本美術の海外進出 黒田鵬心
正木先生と岡倉先生 塩田力蔵
明治大正美術史と正木直彦先生 添田達嶺
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第16巻5号(昭和15年(1940)5月)

タイトル 著者
表紙絵原色(梨花小禽 絹尺八横) 杉山寧
題字 横山大観
扉絵絹(勝鬨 尺八横) 長野草風
口絵原色版
大観個展全出品
展覧会出品写真版
大観画伯の奉祝記念展に際して 松浦鎮次郞
大観と云ふ人 細川護立
大観画伯のこと 岡部長景
大観君の気魄 市村瓚次郞
大観君の芸術 溝口宗文
大観の近業 脇本楽之軒
先覚者的主張の国士的実践 神崎憲一
惜春賦(俳句) 川合玉堂
大観先生を繞る思出 堅山南風
正木直彦翁追憶 桑原双蛙
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第16巻6号(昭和15年(1940)6月)

タイトル 著者
表紙絵原色(泰山木 紙二五横) 児玉希望
題字 横山大観
扉絵(五位鷺 紙二二横) 根上富治
口絵原色版
五雲遺作展出品
展覧会出品写真版
大陸の自然と日本の自然 大智勝観
身辺雑記 山口蓬春
水墨余滴 近藤浩一路
画室随想 山本倉丘
潮来にて(俳句) 小野竹喬
五雲画伯の仕事 川路柳虹
五雲遺作展所感 金井紫雲
五雲芸術のいのち 豊田豊
先生の遺作展に際して 山口華楊
遺作展風景
神武天皇の御尊像と竹内久一翁 添田逹嶺
新聞美術記者今昔噺 田沢田軒
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第16巻7号(昭和15年(1940)7月)

タイトル 著者
表紙絵原色(朝 絹二尺横) 徳岡神泉
題字 横山大観
扉絵(蔬菜 絹二尺横) 白倉二峰
口絵原色版・口絵写真版
展覧会出品写真版
四天王寺壁画の制作 堂本印象
中ノ沢温泉(絵と文) 堅山南風
北満の旅と新京美術院 川端龍子
北支点描(俳句) 川端龍子
制作随想 八木岡春山
「何」を描く 式場隆三郞
法衣に包んだ鑿 相馬御風
尾形乾山の人と芸術 添田逹嶺
現代日本画に於ける新しきものと古きもの 神崎憲一
展覧会批評
画壇鳥瞰
青邨清方舞台装置 高沢初風
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第16巻8号(昭和15年(1940)8月)

タイトル 著者
表紙絵原色(含墨魚 紙尺八横) 金島桂華
題字 横山大観
扉絵(飛泉 絹尺八横) 中野草雲
口絵原色版
映丘遺作展出品
展覧会出品写真版
美術界近時雑感 荒木十畝
日本画に於ける個性の問題 岡崎義恵
身辺雑記 中村岳陵
海荘清韻(漢詩) 小室翠雲
映丘遺作展を観て 川合玉堂
遺業追懐 鏑木清方
松岡映丘氏の芸術 添田逹嶺
遺作展による映丘の再生 豊田豊
恩師遺作展の記 吉村忠夫
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第16巻9号(昭和15年(1940)9月)

タイトル 著者
表紙絵原色(くさむら 絹二尺横) 吉岡堅二
題字 横山大観
扉絵(桔梗 絹尺八横) 森戸国次
口絵原色版
展覧会出品写真版
時局と美術 川崎克
日本文化の独創性 保田与重郞
軽井沢療養(句と歌) 島田墨仙
俵屋宗逹の墓(絵と文) 田中咄哉州
天人考 渡辺素舟
柴田是真翁の事ども 添田逹嶺
展覧会批評
画壇鳥瞰
笛畝氏の舞台装置
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第16巻10号(昭和15年(1940)10月)

タイトル 著者
表紙絵原色(栗鼠 絹二尺横) 加藤栄三
題字 横山大観
扉絵(葡萄栗鼠 紙二一横) 板倉星光
口絵原色版
古画写真版
展覧会出品写真版
日本美術院第廿七回展
青龍社第十二回展
大輪画院第二回展
明朗美術第七回展
関尚美堂新作画展
辰巳吉次氏主催新作画展
佐藤梅軒東西大家新作画展
土井撰美堂祗園会展
蒼穹会第二回展
扶桑会第三回展
波光・竹喬・紫峰三氏新作展
堅山南風氏新作展
浜倉清光氏第一回個展
古城江観氏スケッチ展
最島社小品展
満洲国美術第三回展
矢野鉄山塾展
新虹会第三回展
聖徳太子御像に就て 田中一松
美術を愛する心と国民の品格
美術愛の日独交流 丸尾彰三郞
在野展総評 鈴木進
日本美術院廿七回展 神崎憲一
青龍社第十二回展 神崎憲一
明朗美術第十回展 豊田豊
大輪画院第三回展 豊田豊
体質と年齡 伊東深水
夢・軍鶏の子 児玉希望
床の間 青木大乗
松園女史のこと 谷口富美枝
渡辺崋山百年記念展 添田逹嶺
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第16巻11号(昭和15年(1940)11月)

タイトル 著者
表紙絵原色(草相撲 紙尺九横) 竹内栖鳳
題字 横山大観
扉絵(するめ 扇面) 竹内栖鳳
竹内栖鳳原色作品集
展覧会出品写真版
一生一硯 竹内栖鳳
喜寿の栖鳳画伯 松本亦太郞
栖鳳先生のこと 大谷句仏
栖鳳翁喜寿賦呈(漢詩) 外狩素心庵
栖鳳の瑞 田中倉琅子
喜寿にしてこの鍈気 北大路魯卿
珍什の二作品に就て 柴田源七
人間栖鳳 村松梢風
栖鳳師四姿(俳句) 大谷句仏
塾に於ける先生 西山翠嶂
栖鳳七十七話 神崎憲一
教へられる数々 松本幸四郞
写生の熱製作の気合 柴田定吉
柱の蝉その他 伏原利造
献寿(長唄) 加茂川酔歩
栖鳳先生あれこれ 中西嘉助
画壇の三長老を語る 添田達嶺
霊巌山(絵と文) 安田半圃
身辺雑感 矢野橋村
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第16巻12号(昭和15年(1940)12月)

タイトル 著者
表紙絵原色(彩雨) 川合玉堂
題字 横山大観
扉絵(三番叟) 橋本永邦
口絵原色版
日本画の表現 金原省吾
建仁寺の襖絵に就て 橋本関雪
奉祝展雑感 清水澄
時局と奉祝展 岡部長景
奉祝展に寄す 川崎克
「彩雨」と「一葉」 本間久雄
奉祝展を観る 喜多壮一郞
奉祝展日本画総評 鈴木進
奉祝展第一部所感 神崎憲一
北京再遊 梅原龍三郞
鹿を語る 内田清之助
制作余語 田中咄哉州
洋服の弁 山川秀峰
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第17巻(昭和16年(1941)1月~12月)

第17巻1号(昭和16年(1941)1月)

タイトル 著者
表紙絵原色(雲且 絹二尺横) 郷倉千靱
題字 横山大観
扉絵(漁村曙 紙尺八横) 池上秀畝
口絵原色版・口絵写真版
渡辺崋山作品集
展覧会出品写真版
本文挿入写真版
湯原閑談 竹内栖鳳
第廿七世紀の年頭に 川端龍子
芸術に現はれた蛇 金井紫雲
崋山先生の人物画と肖像画とを辿る 外狩素心庵
晩年の華山先生 大口喜六
全楽堂遣墨浅説 相見香雨
渡辺崋山と蛮社の獄 森銑三
崋山覚書 菅沼貞三
崋山先生の傑作 鈴木進
崋山の俳画観 杉浦冷石
崋山百年展出陳目録
展覧会批評
美術新体制の提案 横山大観
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第17巻2号(昭和16年(1941)2月)

タイトル 著者
表紙絵原色(桃花水□ 絹二尺横) 松林桂月
題字 横山大観
扉絵(雪竹宿禽 絹尺八横) 白倉嘉入
口絵原色版
正倉院御物特集
展覧会出品写真版
本文挿入写真版
正倉院御物に就て 溝口禎次郞
天平の絵ごころ 秋山光夫
鳥毛立女屏風(遣稿) 大村西崖
正倉院御物と現代 深水正策
正倉院御物拝観余滴 遠山孝
正倉院拝観の記 鈴木進
正倉院御物螺鈿木画 木内省古
木内家三代の芸術 添田達嶺
雑感 藤島武二
鱗光園 伊東深水
東洋画の骨法用筆 添田達嶺
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第17巻3号(昭和16年(1941)3月)

タイトル 著者
表紙絵原色(春寒 絹二尺横) 山口華楊
題字 横山大観
扉絵(浅春 絹二尺横) 勝田蕉琴
口絵原色版
法隆寺壁画特集
展覧会出品写真版
楠の若枝 荻生天泉
日柳燕石像 板倉星光
本文挿入写真版
法隆寺壁画の主題に就て 福井利吉郞
法隆寺金堂壁画の様式的年代 金原省吾
鴉一羽(絵と句) 川合玉堂
雪の花(絵と文) 田中咄哉州
私の古画スケッチ 広瀬熹六
法隆寺金堂壁画解説 田中一松
法隆寺壁画の保存 添田達嶺
壁画模写に当りて 中村岳陵
法隆寺壁画閑話 荒井寬方
模写の大任を拝して 橋本明治
壁画模写の感銘 吉岡堅二
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第17巻4号(昭和16年(1941)4月)

タイトル 著者
表紙絵原色(双鳩 紙二二横) 前田青邨
題字 横山大観
扉絵(惜春 絹尺八横) 中村大三郞
富岡鉄斎筆十二賢哲像特集
展覧会出品写真版
本文挿入写真版小学校教科書挿絵三図
絵画の倫理性 金原省吾
鉄斎筆賢哲像の示唆 外狩素心庵
鉄斎先生の人と芸術 正宗得三郞
鉄斎翁近世賢哲像とその思想的関連 横川毅一郞
近世賢哲像雑感 浅野晃
売茶翁のことゞも 森銑三
十二賢哲像と国民学校教科書の挿絵 深水正策
読書生としての自負 神崎憲一
南画と鉄斎の芸術 添田達嶺
清方ゑがく(清元) 高沢初風
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第17巻5号(昭和16年(1941)5月)

タイトル 著者
表紙絵原色(清凉 絹二尺横) 小室翠雲
題字 横山大観
扉絵(笹小禽 絹尺八横) 奧田元宋
口絵原色版・口絵写真版
田崎草雲特集
展覧会出品写真版
草雲先生の遺徳 小室翠雲
草雲先生の芸術 添田達嶺
人間草雲 河野桐谷
田崎草雲略年譜
草雲遺墨展出陳目録
肖像画 鏑木清方
タイ国の印象 川島理一郞
柴田是真旧蔵十六羅漢の行方 桑原双蛙
日本画について 青柳瑞穂
文事奇考三つ 畑耕一
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第17巻6号(昭和16年(1941)6月)

タイトル 著者
表紙絵原色(芍藥 絹尺八横) 山口蓬春
題字 横山大観
扉絵(八仙花 絹尺八横) 三輪晁勢
口絵原色版
展覧会出品写真版
布袋図 宮本二天
山水図巻(部分) 矢野三郞兵衛
馬形考 渡辺素舟
朝鮮金剛山中(絵と句) 田中咄哉州
宮本二天の画蹟と其師矢野三郞兵衛 甲木道雄
花と山水 呉茂一
随想、炭切り 吉田尭文
初夏襍想 福田豊四郞
回顧二十五年 関長次郞
展覧会批評
画壇鳥瞰
松園女史の会員補任
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州

第17巻7号(昭和16年(1941)7月)

タイトル 著者
表紙絵原色(巣鳥 絹二尺横) 田中咄哉州
題字 横山大観
扉絵(茄子小禽 紙尺八横) 森守明
口絵原色版
古画屏風特集
彩管報国三展
展覧会出品写真版
現代画界に於ける古画の検討 藤懸静也
古典研究の意義 木村素衛
屏風絵の史的鑑賞 秋山光夫
二連作を見直して 川端龍子
「画心応召」と其画業 広瀬憙六
時局と美術 上田俊次
「龍子応召画」「海軍献納画」「共同製作」 神崎憲一
牡丹雑記 石崎光瑤
画境 中川紀元
展覧会批評
画壇鳥瞰
カット 小室翠雲・榊原紫峰・田中咄哉州