浮世絵志(雑誌)

昭和4年(1929)創刊の浮世絵研究雑誌。何度か再販しているためか現在でも全巻入手できることも。月岡芳年の伝記『芳年伝備考』他、比較的浮世絵師の逸話等が書かれている。

第1巻

第1号(昭和4年(1929)1月1日)

タイトル 著者
南蛮屏風礼賛 永見徳太郎
写楽以来の第一人 小島烏水
浮世絵画家の肉筆(1) 山口林治
魚目十首 永井破笛
秋農屋漫筆(1) 梅本塵山
つむり光の短歌
北斎研究断片(1) 井上和雄
北斎仮宅解説
五渡亭国貞の事ども 寸錦亭主人
国貞と国芳
北斎の絵本浄瑠璃絶句序文について 織田一麿
牧墨遷小伝
初代豊国の代筆説について 七戸吉三
鳥居清信の説(上) 大曲駒村
浮世絵問答
浮世絵多与里

第2号(昭和4年(1929)2月1日)

タイトル 著者
渓斎英泉伝校注 小島烏水
英泉の別号
浮世絵師と噺本 宮川曼魚
革羽織 永井破笛
広重版画目録大成(1) 石井研堂
岩佐又兵衛について(上) 田中喜作
川柳幇間医者 西原柳雨
川柳の了竹老
北斎研究断片(2) 井上和雄
浮世絵川柳 御成庵主人
秋農屋漫筆(2) 梅本塵山
鳥居清信の説(中) 大曲駒村
浮世絵問答
浮世絵多与里

第3号(昭和4年(1929)3月1日)

タイトル 著者
歌川国政・付小国政(1) 七戸吉三
初代国政と佐藤氏
岩佐又兵衛について(下) 田中喜作
春の宵 永井破笛
又兵衛の画系
秋農屋漫筆(3) 梅本塵山
春川五七画作ならびに挿絵本について 石川巌
広重版画目録大成(2) 石井研堂
浮世絵画家の肉筆(2) 山口林治
豊国と黙阿弥と五代目菊五郎 小島烏水
川柳奴駄胡 御成庵主人
北斎研究断片(3) 井上和雄
鳥居清信の説(下) 大曲駒村
浮世絵多与里

第4号(昭和4年(1929)4月1日)

タイトル 著者
長崎版画物語 永見徳太郎
鳥居清信(上)を読みて 鳥居清忠
浮世絵画家の肉筆(3) 山口林治
北斎研究断片(4) 井上和雄
秋農屋漫筆(4) 梅本塵山
春川五七画作ならびに挿絵本について(補遺) 石川巌
近藤清春の事ども 寸錦亭主人
広重版画目録大成(3) 石井研堂
歌川国政・付小国政(2) 七戸吉三
浮世絵師作画年表(1)
国芳国貞の風景版画の種本 御成道人
浮世絵師の自画像 大曲駒村
会告
浮世絵問答
浮世絵多与里

第2巻

第5号(昭和4年(1929)5月1日)

タイトル 著者
写楽細絵研究(上) 井上和雄
初代広重江戸名所の写生書稿 小島烏水
国政および二代豊国の拙稿について 七戸吉三
美人画における歌麿の写実 尾高鮮之助
東海道俳行脚(1) 京夢生
長崎版画物語(2) 永見徳太郎
秋農屋漫筆(5) 梅本塵山
広重版画目録大成(4) 石井研堂
歌川国政・付小国政(3) 七戸吉三
浮世絵師作画年表(2)
鳥居清倍の説(上) 大曲駒村
初代清信の没年について
浮世絵問答
浮世絵多与里

第6号(昭和4年(1929)6月1日)

タイトル 著者
浮世絵師の研究を大家以外に延長の議 小島烏水
続柳々居辰斎論(読本挿絵について) 織田一麿
広重版画目録大成(5) 石井研堂
浮世絵画家の肉筆(4) 山口林治
浮世絵師作画年表(3)
古川柳とカサ・傘 岡田三面子
雨久花 寸錦亭主人
長崎版画物語(3) 永見徳太郎
秋農屋漫筆(6) 梅本塵山
国直の別号について 高木繁
柳川重信の別号について
東海道俳行脚(2) 京夢生
鳥居清倍の説(中) 大曲駒村
浮世絵問答
浮世絵多与里

第7号(昭和4年(1929)7月1日)

タイトル 著者
海外に出た浮世絵版画 藤懸静也
錦絵の海外流出と林忠正氏の活動 安政老人
東海道俳行脚(3) 京夢生
秋農屋漫筆(7) 梅本塵山
雪斎の明治風景版画 原浩三
小林清親の模倣者 織田一磨
広重版画目録大成(6) 石井研堂
奥村政信の事ども 寸錦亭主人
深井志道軒略伝
写楽細絵研究(中) 井上和雄
団扇絵について 紙屋魚平
絵団扇を詠んだ川柳
江戸土産あずま錦絵 福原雨六
蝦夷に渡った浮世絵師
浮世絵師作画年表(4)
鳥居清倍の説(下) 大曲駒村
浮世絵問答
浮世絵多与里

第8号(昭和4年(1929)8月1日)

タイトル 著者
二代目歌川豊国論(1) 七戸吉三
広重版画目録大成(7) 石井研堂
浮世絵師作画年表(5)
石川豊信の家 西山清太郎
東海道俳行脚(4) 京夢生
司馬江漢その他 宮川曼魚
三井親和の事ども
秋農屋漫筆(8) 梅本塵山
ウェレー氏の司馬江漢論について 野中退蔵
浮世絵の女の「足」の変遷 大曲駒村
浮世絵問答
浮世絵多与里

第3巻

第9号(昭和4年(1929)9月1日)

タイトル 著者
石川豊信の家(補遺) 西山清太郎
浮世絵師作画年表(6)
鳥文斎栄之の事ども 寸錦亭主人
秋日傘 草彩庵主人
二代目歌川豊国論(2) 七戸吉三
広重版画目録大成(8) 石井研堂
書斎苦熱 石井研堂
二世歌麿について 紙屋魚平
三世種彦書き入れの増補浮世絵類考(上) 小島烏水
晩器と川柳
東海道俳行脚(5) 京夢生
鳥居清満の説(上) 大曲駒村
浮世絵多与里

第10号(昭和4年(1929)10月1日)

タイトル 著者
三世種彦書き入れの増補浮世絵類考(下) 小島烏水
浮世絵師作画年表(7)
二代目歌川豊国論(3) 七戸吉三
平福穂庵の描いた芸者細見 福原雨六
平福穂庵小伝
東海道俳行脚(6) 京夢生
秋農屋漫筆(9) 梅本塵山
枕を詠んだ小唄
生きている江漢 乾易平
関北出身の浮世絵師
蝦夷絵について 越崎宗一
栄之の歌麿像について 寸錦亭主人
鳥居清満の説(下) 大曲駒村
浮世絵問答
浮世絵多与里

第11号(昭和4年(1929)11月1日)

タイトル 著者
牧墨伝と名古屋の銅版画(上) 西村貞
芳年錦絵年表(上) 山中古洞
東海道俳行脚(7) 京夢生
水府豊春とその一派について 村松縁四郎
浮世絵師作画年表(8)
渓斎英泉伝校注(第二稿) 小島烏水
冬こもり 草彩庵主人
多吉一派の彫師 安政浪人
自ら彫刻した浮世絵師
二代目歌川豊国論(4) 七戸吉三
秋農屋漫筆(10) 梅本塵山
四十八鷹は田崎草雲の筆(上) 遠堂主人
浮絵について(上) 大曲駒村
鳥居家三代年表
浮世絵多与里

第12号(昭和4年(1929)12月1日)

タイトル 著者
渓斎英泉伝校注(第三稿) 小島烏水
写楽細絵研究(下) 井上和雄
大童山の生年
芳年錦絵年表(下) 山中古洞
浮絵を詠んだ川柳 芋蛸庵
牧墨伝と名古屋の銅版画(下) 西村貞
土佐における江漢の史実 福島成行
四十八鷹は田崎草雲の筆(下) 遠堂主人
崋山と草雲
秋農屋漫筆(11) 梅本塵山
江戸紫と杉田仙蔵
東海道俳行脚(8) 京夢生
二代目歌川豊国論(5) 七戸吉三
新年号予告
浮絵について(下) 大曲駒村
浮世絵師以外の版画作者
浮世絵多与里

第4巻

第13号(昭和5年(1930)1月1日)

タイトル 著者
歌川豊年について 七戸吉三
明治の錦絵新聞 再生外骨(宮武外骨)
少年雑誌の挿絵について 木村小舟
長崎伝来(上) 笹川臨風
北斎の平仮名がき風景画(上) 織田一麿
浮世絵と樹木花卉 金井紫雲
彫師漫談 山中古洞
明治以後の版画(上) 山口林治
洒落本とその画家(1) 尾崎久彌
浮世絵の声価 山村耕花
東海道俳行脚(9) 京夢生
広重の甲州日記について(上) 小島烏水
午歳生の浮世絵師 大曲駒村
浮世絵多与里

第14号(昭和5年(1930)2月1日)

タイトル 著者
紅絵私見 井上和雄
秋農屋漫筆(12) 梅本塵山
東海道俳行脚(10) 京夢生
洒落本とその画家(2) 尾崎久彌
明治以後の版画(下) 山口林治
北斎の浄瑠璃絶句の序の全文
北斎の平仮名がき風景画(下) 織田一麿
絵島事件と懐月堂安度 寸錦亭主人
広重の甲州日記について(下) 小島烏水
簡単にできる映画「浮世絵版画史」 越崎宗一
影絵の事
二代目歌川豊国の肖像について 七戸吉三
耳ぶくろ 草彩庵主人
芳年と幻太夫(上) 大曲駒村
浮世絵問答
浮世絵多与里

第15号(昭和5年(1930)3月1日)

タイトル 著者
天童藩内の広重肉筆(上) 小島烏水
六代目(三世)清満 鳥居清忠
六樹園と浮世絵(上) 西山清太郎
一つ家の伝説と国芳の絵馬 寸錦亭主人
石の枕の川柳と伝説
秋農屋漫筆(13) 梅本塵山
芳年伝備考(第一稿) 山中古洞
東海道俳行脚(11) 京夢生
歌麿肉筆「月」の行衛 菊地氏
浮世絵札所巡礼(1) 同行二人
役者大首絵について 直江三川
二代目盛紫の事ども 永井荷風
芳年と幻太夫を読みて 下町山人
芳年と幻太夫(中) 大曲駒村
浮世絵問答
浮世絵多与里

第16号(昭和5年(1930)4月1日)

タイトル 著者
西洋書談の著者高森観好について(上) 西村貞
六樹園と浮世絵(下) 西山清太郎
二代目歌川豊国作品目録(1) 七戸吉三
歌麿肉筆「月」の下絵について 小川生
洒落本とその画家(3) 尾崎久彌
再び絵島事件と安度について 寸錦亭主人
秋農屋漫筆(14) 梅本塵山
東海道俳行脚(12) 京夢生
八王子より 井上唯徳
浮世絵札所巡礼(2) 同行二人
風流庵時成について 菊地象作
天童藩内の広重肉筆(下) 小島烏水
芳年と幻太夫(下) 大曲駒村
浮世絵多与里

第5巻

第17号(昭和5年(1930)5月1日)

タイトル 著者
芳年伝備考(第二稿) 山中古洞
絵団扇 草彩庵主人
大津絵の手法 紙屋魚平
芳年と幻太夫を読みて
洒落本とその画家(4) 尾崎久彌
西洋書談の著者高森観好について(下) 西村貞
江漢の西洋心酔
秋農屋漫筆(15) 梅本塵山
東海道俳行脚(13) 京夢生
川柳江戸蕎麦八景
二代目歌川豊国作品目録(2) 七戸吉三
北渓の真筆絵馬 前森永貞
浮世絵札所巡礼(3) 同行二人
寛政改革と浮世絵(上) 大曲駒村
松平定信と浮世絵
浮世絵多与里

第18号(昭和5年(1930)6月1日)

タイトル 著者
岩佐勝以の作品について 直江三川
秋農屋漫筆(16) 梅本塵山
蚊喰鳥 石魚洞主人
二代目歌川豊国作品目録(3) 七戸吉三
二世広重の三枚続絵について 前森永貞
二代目盛紫を加えた「流行三人」 後藤林之助
通用亭徳成について 乾易平
妖怪画家としての北斎 寸錦亭主人
怪談の今昔
芳年伝備考(第三稿) 山中古洞
浮世絵札所巡礼(4) 同行二人
芳年と幻太夫を読みて 古堀栄
東海道俳行脚(14) 京夢生
寛政改革と浮世絵(下) 大曲駒村
浮世絵問答
浮世絵多与里
二代歌川芳宗

第19号(昭和5年(1930)7月1日)

タイトル 著者
広重小譜
広重の版画蒐集家 藤懸静也
広重の肉筆 松木喜八郎
狂歌師としての広重 梅本塵山
「広重」を出版するまで 内田実
広重の春永さん
広重鑑賞の第一条件・その他 尾崎久彌
霧と雨と雪の美術家広重
北斎風の広重 井上和雄
広重命名の年月
広重の美人画 七戸吉三
広重の父
広重の研究資料について 小島烏水
内田氏の「広重」を薦む 大曲駒村
広重と隅田川 大曲駒村
浮世絵多与里

第20号(昭和5年(1930)8月1日)

タイトル 著者
広重の草双紙 紙屋魚平
広重と感傷主義 織田一麿
広重の房総の旅について 前森永貞
広重版画目録大成(9) 石井研堂
二代目歌川豊国作品目録(4) 七戸吉三
芳年伝備考(第四稿) 山中古洞
浮世絵札所巡礼(5) 同行二人
東海道俳行脚(15) 京夢生
宮川長春 大曲駒村
浮世絵多与里

第6巻

第21号(昭和5年(1930)9月1日)

タイトル 著者
春信小譜
春信の事蹟 はしがき 大曲駒村
春信の事蹟 1.春信の画系 大曲駒村
春信の事蹟 2.春信の美人画 大曲駒村
春信の事蹟 3.春信の子供絵 大曲駒村
春信の事蹟 4.春信の役者絵 大曲駒村
春信の事蹟 5.春信の花鳥画 大曲駒村
春信の事蹟 6.春信の風景画 大曲駒村
春信の事蹟 7.春信の細絵 大曲駒村
春信の事蹟 8.春信の柱絵 大曲駒村
春信の事蹟 9.春信の絵本 大曲駒村
春信の事蹟 10.春信の肉筆絵 大曲駒村
春信の事蹟 11.春信の感化 大曲駒村
春信の事蹟 12.春信と巨川 大曲駒村
春信の事蹟 13.春信と錦絵 大曲駒村
浮世絵多与里

第22号(昭和5年(1930)10月20日)

タイトル 著者
芳年伝備考(第五稿) 山中古洞
秋農屋漫筆(17) 梅本塵山
史料としての錦絵(1) 古堀栄
御影詣御奇瑞記録
清親の真面目 寸錦亭主人
井上安治とその作品 松木喜八郎
広重版画目録大成(10) 石井研堂
清親と暁斎
東海道俳行脚(16) 京夢生
洒落本とその画家(5) 尾崎久彌
浮世絵札所巡礼(6) 同行二人
二代目歌川豊国作品目録(5) 七戸吉三
菱川和翁と「百人男」について 大曲駒村
浮世絵多与里

第23号(昭和5年(1930)11月1日)

タイトル 著者
再び国周の事ども 小島烏水
芸州座話(1) 山口林治
史料としての錦絵(2) 古堀栄
「春情色の姿見」について 佐藤紅霞
秋農屋漫筆(18) 梅本塵山
広重版画目録大成(11) 石井研堂
東海道俳行脚(17) 京夢生
二代目歌川豊国作品目録(6) 七戸吉三
へらへらと化三 福原雨六
広重の草双紙「多萬字佐喜」について 出井祐治
京伝作の即功紙 飯島花月
洒落本とその画家(6) 尾崎久彌
新刊二種 大曲駒村
芳年伝備考(第六稿) 山中古洞
浮世絵問答
浮世絵多与里
二代歌川芳宗

第24号(昭和6年(1931)1月1日)

タイトル 著者
合巻と二代目豊国 七戸吉三
広重の四ツ切「曾我物語」について 花岡百樹
年玉の川柳
浮世絵漫談 織田一麿
史料としての錦絵(3) 古堀栄
広重版画目録大成(12) 石井研堂
秋農屋漫筆(19) 梅本塵山
芸州座話(2) 山口林治
芳年伝備考(第七稿) 山中古洞
富嶽三十六景の製作年代 小島烏水
一壽斎同時に三人 石井研堂
東海道俳行脚(18) 京夢生
一松斎芳宗父子(上) 大曲駒村
浮世絵多与里
二代歌川芳宗

第7巻

第25号(昭和6年(1931)2月1日)

タイトル 著者
三世豊国大首絵補遺 小島烏水
画師の雅号濫用 石井研堂
史料としての錦絵(4) 古堀栄
稲荷の文字の始
芳年伝備考(第八稿) 山中古洞
明治十年前後の歌舞伎界
洒落本とその画家(7) 尾崎久彌
広重版画目録大成(13) 石井研堂
川柳品の客
秋農屋漫筆(20) 梅本塵山
一荷堂半水について 長谷川小信
東海道俳行脚(19) 京夢生
一松斎芳宗父子(中) 大曲駒村
浮世絵多与里

第26号(昭和6年(1931)3月1日)

タイトル 著者
二代目歌川豊国の落款と印章(上) 七戸吉三
史料としての錦絵(5) 古堀栄
昔の大女
芳年伝備考(第九稿) 山中古洞
清親の作品とその自然観 渡辺光徳
清親と国周と暁斎 安政老人
東海道俳行脚(20) 京夢生
一松斎芳宗父子を読みて
一松斎芳宗父子(下) 大曲駒村
四ツ切「曾我物語」 石井研堂
錦絵「報知新聞」の枚数
浮世絵多与里
二代歌川芳宗

第27号(昭和6年(1931)4月1日)

タイトル 著者
小林清親 はしがき
小林清親 清親の伝記 1.誕生 大曲駒村
小林清親 清親の伝記 2.地震 大曲駒村
小林清親 清親の伝記 3.相続 大曲駒村
小林清親 清親の伝記 4.戦争 大曲駒村
小林清親 清親の伝記 5.流浪 大曲駒村
小林清親 清親の伝記 6.修養 大曲駒村
小林清親 清親の伝記 7.家庭 大曲駒村
小林清親 清親の伝記 8.旅行 大曲駒村
小林清親 清親の伝記 9.画業 大曲駒村
小林清親 清親の伝記 10.最後 大曲駒村
小林清親 清親の伝記 11.逸話 大曲駒村
小林清親 清親の門人 大曲駒村
浮世絵多与里

第28号(昭和6年(1931)5月1日)

タイトル 著者
二代目歌川豊国の落款と印章(下) 七戸吉三
烏水翁新邸雑詠 京夢生
芳年伝備考(第十稿) 山中古洞
芳年の草双紙 大曲駒村
一松斎芳宗父子を読みて 新井芳宗
二世芳宗の版画
悪摺に見えた「浮世絵類考」の原撰者 石川巌
秋農屋漫筆(21) 梅本塵山
髪結床に関する文献
洒落本とその画家(8) 尾崎久彌
広重版画目録大成(14) 石井研堂
東海道俳行脚(21) 京夢生
日本木版における油絵の複製 大曲駒村
長谷川貞信(上) 大曲駒村
浮世絵多与里
二代歌川芳宗

第8巻

第29号(昭和6年(1931)6月1日)

タイトル 著者
明治の石版 小島烏水
日本石版の初期時代
東海道俳行脚(22) 京夢生
芳年伝備考(第十一稿) 山中古洞
秋農屋漫筆(22) 梅本塵山
曲独楽師松井源水の最期
錦絵妖艶譜(1) 乾易平
初世芳宗の草双紙 佐野平六
初世芳宗追善会趣旨
川柳女房抄(1) 富士崎放江
今紫と高橋広湖 磯田生
長谷川貞信(下) 大曲駒村
浮世絵多与里

第30号(昭和6年(1931)7月1日)

タイトル 著者
史料としての錦絵(6) 古堀栄
広重版画目録大成(15) 石井研堂
長谷川貞信翁の記事について 座禅堂旦水
秋農屋漫筆(23) 梅本塵山
一松斎芳宗の挿絵本 石井研堂
錦絵妖艶譜(2) 乾易平
芳年伝備考(第十二稿) 山中古洞
二代目豊国の作品について 安田剛蔵
東海道俳行脚(23) 京夢生
初世広重の第二大作発見さる 大曲駒村
浮世絵札所巡礼(7) 同行二人
川柳女房抄(2) 富士崎放江
歌川国鶴と同国松(上) 大曲駒村
浮世絵多与里

第31号(昭和6年(1931)8月1日)

タイトル 著者
絵本「年玉筆」の筆者は初代豊国か二代豊国か 七戸吉三
国芳の珍印
中井芳瀧先生略伝 川崎巨泉
芳瀧の遺作
芳年伝備考(第十三稿) 山中古洞
明治中期の石版について 藤井康夫
「花籠」から済美館へ
広重版画目録大成(16) 石井研堂
東海道俳行脚(24) 京夢生
秋農屋漫筆(24) 梅本塵山
鵜篝 草彩庵主人
史料としての錦絵(7) 古堀栄
金鯱と古瓦
「歌麿裸体稀版画集」を薦む
国松氏の大阪時代 三品長三郎
歌川国鶴と同国松(下) 大曲駒村
浮世絵多与里

第32号(昭和6年(1931)9月1日)

タイトル 著者
二代目歌川豊国作品目録(第一回増補) 七戸吉三
川柳女房抄(3) 富士崎放江
明治初期石版の静物画 後藤林之助
秋農屋漫筆(25) 梅本塵山
芳年伝備考(第十四稿) 山中古洞
画者訂正
東海道俳行脚(25) 京夢生
錦絵妖艶譜(3) 乾易平
長州征伐の錦絵
史料としての錦絵(8) 古堀栄
会告
歌川国久と同国峯 大曲駒村
浮世絵多与里
二代歌川芳宗